静岡県浜松の芸の神様と呼ばれるパワースポット、それは「黒田稲荷神社」というお稲荷様です。そこは、「あの有名歌手」もここで運を開いたという、伝説の神社なんですよ。
黒田稲荷神社があるのは、浜松駅からほど近い「アルコモール有楽街」の中です。
アルコモール有楽街は、若者向けのアミューズメント店や居酒屋のチェーン店が多く、とても賑わいを見せる街。街路の彩りもカラフルでおしゃれです。
とても現代的な街並みの一角にひっそりとたたずむ黒田稲荷神社は、ともすれば見逃してしまいそうな小さなお社。
このお社にいったいどんなパワーが詰まっているのでしょうか。
黒田稲荷神社は、もともとは芸能の神様という訳ではなく、豊受大神(とようけのおおかみ)という大地の神様をご神体として、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全の神様として享保年間に、妙円尼という尼僧によりお迎え祭祉されました。
そんな黒田稲荷神社が、芸能のパワースポットと言われるようになったのは、ここを参拝したとある新人歌手の成功がきっかけでした。
その新人歌手とは、「アンコ椿は恋の花」の大ヒットで知られる、都はるみさんです。
当時都はるみさんはまだ16歳。歌手を夢見て高校を中退・上京してきた少女でした。そのころ、似たような若者はとても多く、どうせ成功なんて無理だろうと思われていた都さんでしたが、デビュー前にこの黒田稲荷神社に祈願をしたところ、なんとデビューの年にレコード大賞を取得してしまうという快挙を成し遂げたのです!
それからというもの、この神社は芸の出世を助けるとして有名になり、今でも大物歌手や俳優がひっそりとこの神社を訪れ、ヒット祈願をしていくようになったのだとか。
境内には、『アンコ椿は 恋の花 都はるみ』という、都はるみさんの直筆サインが書かれた大きな絵馬が目に留まります。
豊穣の神を祀り、今や芸の出世稲荷となった黒田稲荷神社。
そもそもここ浜松は、かつて永正年間に築城された「浜松城」を中心に発展してきた町。
浜松城と言えばご存じ「出世城」の別名を持っています。歴代浜松城主の多くが、幕府の重役に出世した例が多いことからその名がついたとされていますが、同じ地にある黒田稲荷神社が、芸の道を開くパワースポットとなっていることになんだか不思議な因縁を感じます。
もしかするとこの地そのものに、人を成功へと導くパワーがあるのかもしれませんね。
芸の道を志すあなたは要チェック!
出世のパワーで躍進しましょう!
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/26更新)
- 広告 -