地元民も通う!パリで一番オシャレなエリア・マレ地区散策

地元民も通う!パリで一番オシャレなエリア・マレ地区散策

更新日:2018/07/25 09:30

Akiko Nilsenのプロフィール写真 Akiko Nilsen 世界遺産検定2級
パリの華やかで大掛かりな観光地巡りをした後は、パリジェンヌたちが足しげく通うマレ地区の散策はいかがでしょうか。ここには、選りすぐりの専門店や世界的に人気の雑貨店、本場の味が堪能できるレストランなど、観光客にも地元の人にも愛されるお店が多く存在します。デパートなどでは手に入らない、珍しいデザインや材料の商品はお土産にも絶対喜ばれるはずです。今回はそんなマレ地区のおススメ観光スポットをご紹介します。

マレ地区のメインストリート、ロジェ通り

マレ地区のメインストリート、ロジェ通り

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

マレ地区観光は、メトロ1号線のSt.Poul駅近くのロジェ通り(Rue des Rosiers)からスタートしましょう。シンプルで落ち着いた印象を受ける外観が魅力的な通りですが、この通りに面して構える店はイギリス発のブランドALL SAINTSや、日本でも大人気のイスラエル発ブランドSABONなど、国際色豊かなのが特徴です。

専門店が賑わうヴィエイユ・ドゥ・タンプル通り

専門店が賑わうヴィエイユ・ドゥ・タンプル通り

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

ロジェ通りを北に進むと突き当たるのがヴィエイユ・ドゥ・タンプル通り(Rue Vieille du Tample)です。この通りは様々な専門店が多く軒を連ねています。

例えば、フランス・プロヴァンス地方産の石鹸やスキンケア用品の専門店「COMPAGNIE DE PROVENCE」はお土産に大人気のお店です。バラまき土産に最適な石鹸の詰め合わせや、様々な香りのハンドクリームなどを取り揃えています。限定品もありますので要チェックです。

同じく「Aesop」は、オーストラリア生まれで世界の大都市に支店を持つスキンケア用品専門店です。入口の外に試供品があり、自由に使用し、つけ心地を楽しめます。シックで高級感あふれる内装は思わず入ってみたくなり、まるで化学薬品か何かのような統一感のあるボトルは幾つかまとめて買って、揃えてディスプレイしたくなります。

他にも、コンポート専門店や、オリーブオイル専門店など、豊富な品ぞろえが自慢のお店が並んでいます。他ではなかなか手に入らないような珍しい商品が揃うのが嬉しいですね。

ヴォ―ジュ広場北側にはコンテンポラリーなアートギャラリーが

ヴォ―ジュ広場北側にはコンテンポラリーなアートギャラリーが

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

Saint-Paul駅とメトロ5号線のBréguet-Sabin駅との間にある、市民の憩いの場「ヴォ―ジュ広場」の北側に連なるのは、コンテンポラリーアートを中心としたアートギャラリーです。

抽象的な絵画や、絵が飛び出ているように見えるのではなく、実際に飛び出てしまった3D絵画、独創的な彫刻など、どれもセンスの良さがうかがえるギャラリーとなっています。気に入った作品は買い取ることが出来ますが、ウィンドウディスプレイを眺めるだけでも十分に楽しめますので、のんびり訪れるのにおススメです。

通路は回廊のようになっており、建物自体も雰囲気が良く、雨の日でも落ち着いて見て回ることが出来ます。

ランチは手軽なファラフェルで決まり

ランチは手軽なファラフェルで決まり

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

マレ地区は、ユダヤ教のシナゴーグがあり、ユダヤ系の人々が多く集まるところでもあります。そんなユダヤ人が愛するお店「ラズ・ドゥ・ファラフェル」は、パリでNo.1と呼び声が高く、ガイドブックなどにも必ずと言っていいほど載っているファラフェル屋です。

ファラフェルとは、ひよこ豆を使った小ぶりのコロッケの事ですが、これを沢山の野菜と一緒にピタパンに挟んだサンドが大人気です。本場イスラエルの味を手軽にパリで楽しめる、貴重なお店です。ロジェ通りで唯一、常に行列が絶えないお店ですので、見つけるのも簡単です。

店内での食事も可能ですが、時間が無い時や気軽にファラフェルを体験したい場合はテイクアウトでもオーダー可能です。

マレ地区観光の最終地点は大人気雑貨店のmerci

マレ地区観光の最終地点は大人気雑貨店のmerci

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

マレ地区の東の端にある雑貨店merciは、メトロ8号線のSaint-Sébastien-Froissart駅すぐ前にあります。通りに面して同名のカフェがあり、その右にある扉を抜け、廊下を渡ると雑貨屋に到着します。

店内は広々としていて買い物がしやすく、上は2階、地下1階の3フロア構成になっています。観光客も多いのですが、地元の人も頻繁に訪れている、まさしくパリで随一の人気雑貨店です。自然の風合いを活かしたようなデザインを得意としていますので、ナチュラルやシンプルテイストがお好みの方は特に必見のスポットです。

まとめとして

フランスのパリへ訪れたなら、まずは王道の観光地をチェックするのがおススメですが、それだけではわからない、地元感あふれるパリを体験したいあなた・人とは違った珍しいものを手に入れたいあなたはマレ地区散策の時間もスケジュールに是非組み込んでください!マレ地区をのんびり散策していると、シンプルなのにどこか洗練されていて凛としたフランスの人々が、なぜ素敵に見えるかがわかる気がします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/29 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -