福岡・天神の街中の意外なオアシス「警固神社」で足湯も堪能

福岡・天神の街中の意外なオアシス「警固神社」で足湯も堪能

更新日:2015/06/29 17:19

ふるかわ かずみのプロフィール写真 ふるかわ かずみ 神社・パワスパ(温泉)巡りスト
福岡の天神といえば、言わずと知れたショッピングや遊び、ビジネスの中心街としても有名な繁華街。そんな街中に、地元っ子も意外とスルーしてしまう『警固神社(けごじんじゃ)』がひっそりと佇んでいます。実はこの神社、ただお参りするだけでなく、意外な憩いスポットにも!というのも、境内には足湯があり、買い物途中に疲れた足を癒したり、仕事の合間にちょっとひと息…など知る人ぞ知る神社。では詳しくご紹介しましょう。

天神の街中にしっくり馴染む憩いの神社

天神の街中にしっくり馴染む憩いの神社

写真:ふるかわ かずみ

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警固神社は、あまりにも福岡・天神の街中に馴染みすぎて、鳥居の前は何度も通っていても参拝はしたことない・・という地元っ子も意外に多い神社でもあります。
西鉄天神駅を降りてすぐ裏手にあり、近くにはデパートや大型電気店などが立ち並ぶ一角。
国体道路沿いに立つ鳥居をくぐると、それまでの喧騒から緑あふれる静かなオアシスに変わります。

江戸時代までは別の場所にありましたが、福岡藩主、黒田長政公により現在の地にご鎮座され、福岡陳守の神として、歴代藩主はもとより、一般市民からも親しまれてきました。

強力な厄払いのご祭神で厄除け祈願

強力な厄払いのご祭神で厄除け祈願

写真:ふるかわ かずみ

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こちらの主祭神は、聞きなれない珍しい三柱の神様が祀られています。

●神直日神(かんなおびのかみ)
●大直日神(おおなおびのかみ)
●八十禍津日神(やそまがつひのかみ)

記紀や神話にも登場するこれらの神は、伊弉諾神(いざなぎのかみ)が黄泉の国から戻った際、禊払いをしたときに生まれた神々です。
ご神徳は、悪事を祓い清め、正しい道、よりよい方向へと導いてくれる厄払いの神として篤く信仰されています。

境内に足湯が!ちょっと一息…な癒しスポット

境内に足湯が!ちょっと一息…な癒しスポット

写真:ふるかわ かずみ

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そして、こちらの警固神社の意外な魅力は、なんといっても境内に設置された「足湯」。神社に足湯とは珍しいですが、こちらは知る人ぞ知る隠れたオアシスとして、幅広い世代に利用されてるようです。

買い物で疲れた足を癒したり、サラリーマンのひと息場所だったり、年配者の散歩途中の休憩だったり・・など使い方も様々。椅子はMAXで6名くらいでいっぱいになるので、人がいないと読書などでゆっくり寛ぐことも可能です。

ちなみに手ぶらで行っても、タオル100円で社務所で販売もされてます。また、足湯の入口の壁にはお賽銭箱が掲げられています。もちろん無料で利用できますが、できたらお気持料として寄付してから利用しましょう(利用時間:9時〜16時)。

喉を潤すご神水まで!

喉を潤すご神水まで!

写真:ふるかわ かずみ

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足湯だけでなく、そのすぐ側には御神水もいただけます。ちょっと喉が渇いた・・というときにはありがたいですね。天然水を再現したというこちらのお水も、ペットボトル1本50円(500mlサイズ)で社務所に用意されてますので、持ち帰りたいなどの希望がある方は社務所までどうぞ。

夏場の暑い日はもちろん、お水を飲みながらの足湯も、発汗作用が促されそうで一石二鳥?!

神社に隣接した警固公園もおすすめ

神社に隣接した警固公園もおすすめ

写真:ふるかわ かずみ

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神社の隣には広大な警固公園があります。参道ではなく、先ほどの足湯横の道を通り抜けることができるようになっており、出るとすぐこの公園につながっています。

こちらも思い思いの憩いの場となっており、木陰の側やベンチで休んだり、中には寝転がって昼寝してる姿も。

春には色とりどりのお花が咲いたり、冬には一帯がイルミネーションで彩られたりと、その時々で四季を感じる風景を楽しむことができます。気候がよければここでひと息も気持ちいいですよ

おわりに

神社の境内に足湯とは珍しいですが、足湯だけの利用もOKなので気軽に利用してみてはいかがでしょうか?(利用時間要確認)
気になる衛生面も、お湯は基本は平日は一日置き(利用人数が多ければ様子を見て入れ替え)、土日は毎日替えられているということで安心。お湯自体にも殺菌効果のあるお湯なんだそうです。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/25 訪問

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