北海道最大級の花火ショー!勝毎花火大会を楽しむポイント

北海道最大級の花火ショー!勝毎花火大会を楽しむポイント

更新日:2015/07/10 10:18

7〜8月は、北海道の短い夏を盛り上げるべく、全道各地で花火大会が目白押しです。中でも人気なのが、帯広市の十勝川河川敷で開催される「勝毎花火大会」。道内最大級2万発の花火に、コンピュータ制御による音楽と照明のエンターテインメント花火ショーは見ごたえありです。フィナーレの10分間ノンストップの豪華打ち上げは絶対見なきゃ損!会場には、十勝グルメが集結した屋台も。北海道らしい大スケールの花火大会をぜひ!

勝毎花火大会とは

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「勝毎花火大会」は、帯広市・十勝大橋下流側にある特設会場で毎年8月13日に開催される人気の花火大会。主催は地元の十勝毎日新聞社で、「勝毎(かちまい)」は同社を略したものです。
1929年(昭和4年)に第1回が開催。途中、戦争などで行われない年もありましたが、市民の強い要望により復活し、現在に至ります。

毎年20万人もの観客が訪れる、道内屈指の花火大会。その人気の秘密は、何と言っても、さまざまな趣向で打ちあがる、派手で見ごたえのある花火。その数、道内最大級の約2万発!
コンピュータによるタイミング制御で、音楽と炎、レーザー光などと同期した花火の打ち上げは、花火大会と言うよりも「エンターテインメント花火ショー」です。毎年恒例となっている、フィナーレの「錦冠(にしきかむろ)」の連発は感動もの!!

道内随一の花火を見ようと、毎年多くの観覧者が訪れます。無料でどなたでも観覧はできますが、ゆっくりと絶好のポジションで観たいという方には、有料観覧席が設置されています。また、2012年より事前席取り禁止となり、2014年からは「安全対策協力エリア入場整理券席(無料)」の設置も。いずれも事前申込が必要です。

また、FM−JAGAによるラジオ実況放送もされているので、人混みが苦手という方は、少し離れた場所でラジオを聴きながらも。ケーブルテレビでの生中継やニコニコ生放送にも配信されるので、どうしても行けないという方は、自宅で観ることも可能です。

勝毎花火大会の見どころ(1)光と音楽と炎の花火ショー

勝毎花火大会の見どころ(1)光と音楽と炎の花火ショー
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勝毎花火大会の見どころと言えば、コンピュータ制御による光、音楽、炎の競演「デジタリング花火」。音楽に合わせたタイミングで打ちあがる花火と炎、そこにレーザーのカラフルな光が加わるド派手な演出に、自然と引き込まれます。それはまさに、花火大会と言うよりは「花火ショー」と言うべきエンターテイメント性の高さで会場の熱気は最高潮に。

1時間半の5部構成で行われるプログラムの中には、派手な演出ばかりではなく、思わず「たまやー」「かぎやー」と叫びたくなる日本伝統の花火も。この時ばかりは、音楽など派手な演出はなく、夜空に咲く大輪の打ち上げ花火の音だけが会場に響きます。他にも花火大会の定番「ナイアガラ」、ドラえもんやハイナップル、星型など「型物花火」も。
さまざまな趣向を凝らしたテーマと演出は、子どもも大人も飽きることなく楽しめます。

勝毎花火大会の見どころ(2)熱い実況と一緒に盛り上がれ!

勝毎花火大会の見どころ(2)熱い実況と一緒に盛り上がれ!
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勝毎花火大会の見どころは、花火だけはありません!
DJの掛け声に合わせて、会場内20万人の手拍子からはじまる勝毎花火大会。この瞬間はワクワクとドキドキで一気に会場もヒートアップ。
花火の合間合間で入るDJの熱い実況とトークが密かに人気です。時にはおやじギャクも交えながら繰り広げられるトークで、勝毎花火の会場内は一体となり、さらに熱く盛り上がります。花火の美しさ、会場の熱気に感極まって涙するDJの姿も。
笑いあり涙ありのDJの熱いトークのもと、ライブ感覚で楽しく盛り上がりましょう!

勝毎花火大会の見どころ(3)感動のラストは見逃すな!

勝毎花火大会の見どころ(3)感動のラストは見逃すな!
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勝毎花火大会の一番の見どころと言えば、何と言ってもグランドフィナーレのノンストップスターマイン。10〜15分間、間髪入れずに豪快に打ち上がる花火は見ごたえありです。
ラストに打ち上がる玉は全て、大きく長く尾を引くような「錦冠(にしきかむろ)」の連発。勝毎花火大会の代名詞と言えるほど毎年恒例となっています。
何度見ても鳥肌ものの光景は、これ見たさに足を運ぶ人が大勢いることもうなずけます。

感動的な音楽と共に空一面に広がる黄金色の錦冠は、まるで頭上いっぱいに星がキラキラと降り注ぐような大迫力と感動を味わえます。
この十勝らしいスケールの大きさは、一見の価値あり!!

勝毎花火大会の見どころ(4)十勝グルメを堪能せよ!

勝毎花火大会の見どころ(4)十勝グルメを堪能せよ!
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「グルメ王国」としても名高い十勝・帯広市。広大な大地では、酪農から畑作まで、ここへ来れば北海道グルメを堪能できるというほど食材が豊富です。
勝毎花火大会の会場では、5カ所程の飲食ブースが各箇所に設置されていて、それぞれに数店舗の飲食店が並びます。帯広名物の豚丼や海鮮を使ったグルメなど、十勝ならでは、北海道ならではのご当地グルメを存分に楽しめます。

明るいうちにから会場へ行って、花火打ち上げの時間まで、ゆっくり・たっぷりと十勝グルメを堪能しながら、ワクワク感を楽しみましょう!

おわりに

最後に、勝毎花火大会を楽しむための注意事項を。

1.防寒を忘れずに!
北海道の8月中旬は、秋の気配を感じ始める季節です。昼間は汗ばむほどの気温でも、夜は一気に冷えます。上着、ひざ掛け、毛布など大袈裟なくらいの防寒具を用意していきましょう。

2.トイレはお早めに!
会場内には何カ所かに簡易トイレが設置されていますが、当日は約20万人の観客が集まるため、トイレは長蛇の列になります。遅くても、打ち上げ30分前にはトイレを済ませておきましょう。

3.会場までは公共交通機関で!
会場周辺には駐車場がありません。帯広駅や特設駐車場から会場までの無料シャトルバスが出ていますので、ホームページでご確認ください。

ルールをしっかり守り、楽しく快適に花火ショーを楽しみましょう。
また、北海道の一大イベントである勝毎花火大会。打ち上げの2時間前には、たくさんの人で会場が埋めつくされます。日が落ちる前の早い時間から会場へ行って、おいしい十勝&道産グルメを堪能しながら、十勝大橋に沈みゆく夕日を眺めるくらいの、時間に余裕をもって行くことをおススメします。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/13 訪問

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