写真:凜風 杏花
地図を見る常日頃、神田神保町に行きたいと言い続けていたにしては、私はこの町をずっと「じんぽちょう」と呼んでいました。お恥ずかしい(^_^;)正しくはもちろん「じんぼうちょう」。
地下鉄神保町駅A7出口を出たところで、さぁ探すよ…と意気込んだ目の前にいきなり「さぼうる」と「さぼうる2」は出現します。「あっけなく見つかったから後回しにしよう」などとは思わずに迷わず入店してください。後回しにしてると昼の混雑時に並ぶようなことに(^_^;)
入口には赤電話。山小屋でもなく別荘とも違う、日本だけど日本じゃない…という風に、何とも無国籍な雰囲気はカフェではなくまさに喫茶店。
写真:凜風 杏花
地図を見る「さぼうる」とはスペイン語で「味」の意味。このお店の50年余りの歴史の中、授業を「さぼって」ここで過ごした学生さんも数多く、映画「失楽園」のロケに使われたり、作家やタレントさんも利用する有名店です。この店自体にいろんな歴史やドラマが詰まっているのでしょうね。
お店入口での「二階に行ってもいい?」というようなお客さんと店員さんとのやりとりも暖かい感じ。店内は、一階と半地下、中二階に分かれ、その客席の配置の仕方やランプの光が落ち着いた雰囲気を作りあげています。
心惹かれた飾り物は龍なのか空飛ぶ麒麟なのか、けれど「そんなことはっきり知らなくてもいいじゃないか」と言ってるようなこの表情に、聞きそびれてしまいました。
コーヒーがお勧めですが、レトロな飲み物をと今回はミルクセーキを注文。ピーナッツのおまけ付きで500円。
写真:凜風 杏花
地図を見るさぼうるのすぐ右隣にある「さぼうる2」は食事中心のお店。平日のお昼は近所の会社員の方で混みあいます。そのあたりを良く心得ているのかこの時間に学生さんらしき人は見かけませんでした。
ここではうわさのスパゲッティ・ナポリタンを注文。サラダ付きで650円。高く積まれた形で提供されともかく量が多い!隣の席に運ばれてきたカレーも量が多そう。最近、ナポリタンブームの再来で、こちらのお店も改めて注目を浴びています。
食事をする場合は、さぼうる2→さぼうるの順番で移動しましょう。食事と食後のお茶が別の店なんて、なんとなくリッチな気分になりますよね♪
さぼうる・さぼうる2
[電話] 03-3291-8404(さぼうる2は03-3291-8405)
[営業時間] 9:00〜23:00(さぼうる2は11:00〜22:30)
[定休日] 日曜(祝日は不定休)
写真:凜風 杏花
地図を見るさぼうるから歩くことほんの数分で、次の喫茶店を見つけました。ブラジルは漢字で書くとこうなるんですね(☆_☆)コーヒー専門店で写真は1階部分、店内はここから地下へ下りたところにあります。
濃く苦く甘い「神田ブレンド」500円はさすが専門店の格調高い味!コーヒーの種類が多いのはもちろんですが、思いがけずケーキも豊富なのでお試しを。味はどれも大人向けの甘さ控えめ系。珈琲ゼリーも気になるメニューのひとつ。
茶房 神田伯剌西爾
[電話] 03-3291-2013
[営業時間] 月〜土曜:11時〜21時
日・祝日:11時〜19時
[定休日] なし
写真:凜風 杏花
地図を見る昭和4年から営業している「柏水堂」は洋菓子店ですが、店の奥に喫茶スペースもあります。
ここでの一押しはホワイトチョコでコーティングしたプードルの形のケーキ。この愛くるしさと繊細な飾りつけで380円は安い♪この日も次々と売れて残り少なくなっていたこのケーキは、コミックの「ハチミツとクローバー」にも登場しました!
もうひとつのお勧めは、モカ・チョコ・バニラのプチシュー三個がセットになっている「トリオシュークリーム」400円。早速、喫茶コーナーで味わえるのもいいですね。
老舗の喫茶はまだまだありますが、王道の古書店めぐりや美味しいカレー店探しなど、ひとつのテーマで歩くのも、また、欲張っていろんな種類のお店をハシゴするのも楽しそう☆
駅から歩ける範囲でコンパクトに回れる上、ちょっと知的な雰囲気の神保町。何度も訪ねてあなたも「神保町マニア」と呼ばれてみませんか!(^^)!
柏水堂
[電話] 03-3295-1208
[営業時間] 9:30〜19:00
[定休日] 日曜・祝日
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(2024/4/26更新)
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