信州の高原へ!野辺山高原で絶景サイクリングを楽しもう

信州の高原へ!野辺山高原で絶景サイクリングを楽しもう

更新日:2015/06/23 17:21

てっぴいのプロフィール写真 てっぴい 国内専門の絶景旅ブロガー
信州の風景と言えば、みなさま何を思い浮かべるでしょうか?
上高地の河童橋や、白馬の大出の吊り橋などの風景が有名ですが、やっぱり雄大な山並みがどこまでも続く高原の風景ですよね!
今回はそんな信州の高原から、南佐久郡南牧村にある野辺山高原を紹介します。
ただ観光名所を巡るのではなく、美しい高原の風景を余すことなく堪能出来る“絶景”サイクリングを、野辺山高原で楽しんでいきたいと思います。

ようこそ野辺山高原へ!

ようこそ野辺山高原へ!

写真:てっぴい

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さて、野辺山高原の最寄り駅であるJR小海線の野辺山駅へと降り立つと、いきなり目の前には八ヶ岳の雄大な山並みがお出迎えです。
野辺山高原へ着いたら、早速駅前にある「野辺山観光案内所」へ。今日一日の相棒となる自転車をレンタルしに行きましょう。

レンタル代は一日1500円ですが、追加料金を支払えば通常のママチャリではなく、マウンテンバイクをレンタルすることも出来ます。

レンタサイクルの手続きを済ませていざ出発!
…といきたいところなのですが、こちらの野辺山駅は標高が1345.67mもあり、これはなんとJRの駅を含めた日本の普通鉄道の駅では最も標高の高いところに位置する駅になります。

せっかくですので、“日本一標高の高い駅”で、自転車と一緒に記念写真を撮ってから出発していきましょう。

美しい高原の風景が広がる野辺山高原

美しい高原の風景が広がる野辺山高原

写真:てっぴい

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野辺山高原は、八ヶ岳の東麓に広がる標高およそ1300mの高原になります。

山梨県と長野県の県境に近く、清泉寮などで有名な清里高原にも隣接する野辺山高原は、ちょうど八ヶ岳と標高2000m級の山々が連なる奥秩父山塊の間に位置しているため、比較的傾斜が緩やか。だたっ広い平原が広がるような地形をしています。

そのため、開放的な空の下、高原の爽やかな風を感じながらサイクリングを楽しんでいると、西の方角には基本的にどちらからでも大迫力の八ヶ岳の山並みを眺めることが出来ます。
また野辺山高原は、群馬県にある嬬恋村などと並んで高原野菜の一大産地でもあります。高原には一面のキャベツ畑やレタス畑が広がり、その光景は背景の山とマッチして本当に素晴らしいです!

どこで立ち止まっても一枚の絵になるような、美しい高原の風景が広がっておりますので、まずは野辺山高原を適当に回ってみて、自分のお気に入りの風景を見つけてみるのも面白いかと思います。

美しい高原の絶景を堪能した後は滝沢牧場へ

美しい高原の絶景を堪能した後は滝沢牧場へ

写真:てっぴい

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さて、野辺山高原を回って高原の絶景を楽しんだ後は、野辺山駅から北西におよそ1.5kmのところにある滝沢牧場へと向かいましょう。

高原と言えばやっぱり牧場ですが、こちらの滝沢牧場、嬉しいことに駐車場無料、入場料無料の牧場!
中へ入って牛の乳しぼり体験や乗馬体験などが出来ますが、その都度料金を支払うというシステムになっています。

また、動物たちとの触れ合いのほかにも、ドッグランや四輪バギー、トランポリンなどのアトラクションがありますので、一日遊び回ることが可能です。
ちょうどお昼時ならば、園内中央にあるバーベキューハウスで牛肉かラム肉のバーベキューを楽しむことも出来ます。

滝沢牧場のアイスクリーム!

滝沢牧場のアイスクリーム!

写真:てっぴい

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そして、滝沢牧場のもう1つの楽しみと言えば、なんといってもこちらのアイスクリームです!

よく牧場で売られているようなソフトクリームも、先ほど紹介したバーベキューハウス入口の店頭や、その斜め向かいにあるフロンティアハウスの軒先で、もちろん注文することが出来ます。しかし、おススメはアイスクリーム工房で売られている手づくりアイスクリーム!

写真は定番のミルク味ですが、牛乳本来の濃厚な味わいを楽しむことが出来るにも関わらず、後味はとてもあっさりしていて、これがなんともたまりません!
ミルク味のほかにも、“花豆”や“ラムレーズン”などといった珍しいフレーバーのアイスも販売されています。

また滝沢牧場ではこのほか、とろけるような柔らかい舌触りが絶妙な「滝沢牧場オリジナルプリン」やミルク、コーヒー、アーモンド、抹茶などといったさまざまな味のある「牧場手づくり生キャラメル」なんかも販売されていますので、こちらも要チェックです。

最後は滝沢牧場から野辺山高原を北へ向かって千ヶ滝へ

最後は滝沢牧場から野辺山高原を北へ向かって千ヶ滝へ

写真:てっぴい

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滝沢牧場でアクティビティと絶品スイーツを楽しんだ後は、再び自転車に跨って直線距離にして北へおよそ2kmの距離にある「千ヶ滝」を目指しましょう。

千ヶ滝は杣添川にかかる滝で、野辺山高原を南北に貫く国道141号線から八ヶ岳高原ロッジ方面へと向かう道の途中にある滝。
杣添川にかかる橋を越えた少し先に遊歩道の入口があるのですが、案内の看板が非常に小さいので、うっかり見落とさないようにしましょう。

遊歩道を10分ほど歩けば千ヶ滝に到着します。
深い森の中でひっそりと流れ落ちるこちらの滝は、野辺山高原の自然を感じることの出来る癒しスポットです。

野辺山高原の魅力をまるごと楽しむならやっぱり自転車で

美しい野辺山高原の景色を楽しみながら巡るサイクリングは、いかがでしたでしょうか?

滝沢牧場をはじめとして、今回紹介しきれなかった国立天文台野辺山やJR鉄道最高地点などの観光スポットが各所に散らばる野辺山高原は、駅から路線バスが出ておらず、特に公共交通機関で訪れた際には、観光スポットと観光スポットとの間を移動することが大変難しくなっております。

その点、自転車であれば、駅前の「野辺山観光案内所」からレンタルして、素晴らしい高原の絶景を楽しみながら、好きなルートで気軽に野辺山高原の観光スポットを回ることが出来るので、大変便利です。

八ヶ岳の方角へ向かう時には、多少登り坂に苦労することもあるかと思いますが、ぜひ野辺山高原にサイクリングへと出掛けましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/03/26−2015/06/13 訪問

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