写真:村井 マヤ
地図を見る山陽本線三原駅南口から、徒歩数分の場所に今回ダルマの面相書きやダルマ作りが体験できる「三原だるま工房」は、あります。ダルマ作りを体験する前にちょっとだけ基礎知識を!
三原だるまの特徴は、まず(1)頭に鉢巻を巻いていること!決まりはありませんが、豆絞り柄が多いです。(2)初めから顔(目)が描かれている点。普通は、目の部分が書き込まれていませんよね。三原だるまは、最初から目があります。(3)そして「願いが成るように」と、だるまさんの中に鳴り物が入っています。(4)起き上がりこぼしのように、指でつんとやっても起き上がるのも特徴。三原だるまのサイズは、握りこぶしサイズで、「握りだるま」とも呼ばれています。
写真は、お笑いタレントで、広島県出身のアンガールズのお二人が「三原だるま工房」で作成したダルマです。なかなか表情があって面白いですよね。
三原だるま工房には、様々な作品も飾ってあるので、作成前に見学して参考にされても良いのでは。
写真:村井 マヤ
地図を見る「三原だるま工房」の体験コースは、「面相書き」と「土台作りから面相書きまで」の2つのコースがあります。どちらも同じ金額ですが、観光で体験される場合「面相書き」だけのコースがおススメです。時間は約30分程度です。
写真は、土台作りからスタートした場合の工程。これは、全部で4回で終了しますが、4回でも500円なので三原市近郊にお住まいの方は、チャレンジしてみても良いでしょう。
面相書きを希望の方は、前日までにお電話で予約を。当日、観光協会に電話で予約して体験できますが、出来れば前日までに申し込んで下さいね。平日は、月・木開催(13時〜16時)、土曜日は、10時から12時までです。
「三原だるま工房」の体験は、三原観光協会主催ですので、観光協会にお申し込みを!
観光協会や工房の電話番号などの詳細は、下記MEMOをご覧下さい。
写真:村井 マヤ
地図を見る最初に先生がお手本を示して下さるので、その通りに描いてみましょう。
まずは、鉢巻の模様から、先生がどの位置に描くと綺麗にできるかを教えて下さるので、よく見て真似をします。絵心のある人やこんな体験をしたことがある方には、簡単かも知れませんが、意外と緊張します。
次に難しいのが、眉と目なんです。眉の位置が左右で、微妙にズレたりしますので、そこが難しい・・。
でも、「正解はありませんから気楽に楽しんで下さい」と先生に言われるので、ほっとしながらの面相書き。図工をやっている気分で、ちょっとだけ集中してみましょう。
写真:村井 マヤ
地図を見る三原だるまの特徴の1つである鉢巻の豆絞り柄・・。よく見るとなんだか毛利家の家紋みたいですね。
元々この工房のだるまさんたちは、「三原ダルマ工房」の工房長・久保等さん(2011年にご逝去)と、現在「達磨記念堂」のある極楽寺のご住職故・石井章道さんのお二人が考案されたもの。お二人で試行錯誤されながら、様々な作品も。中には、オクトパスだるまなど、受験生に送ると喜ばれそうな作品もあります。(「置くとパス」と語呂合わせで、三原駅では、受験の時期になると紙製「置くとパス絵馬」も配布されます。)
写真は、顔を描く前のだるまさんと顔の描かれた状態のもの。最初は、鉢巻模様もない状態です。お顔も同じものはありません。描かれる方の個性で、様々な表情が生まれます。
写真:村井 マヤ
地図を見る写真は、出来上がった三原だるまです。
右側は、女の子バージョンです。勇ましい基本のだるまさん顔か、女の子バージョンかを選択して面相書きをスタートして下さいね。
基本の面相書きは、少し難しいかもしれませんがチャレンジして下さい。だるまを乾かして、袋に入れてお土産になっちゃいます♪
工房で、だるまを作成したら、折角ですので「達磨記念堂」にも足を運んでください。
三原駅北口から左手に三原城の天守台とお堀を見ながら、西国街道を東へ。途中、横山大観の愛した日本酒「酔心」の山根本店などを右手に。最初に少しだけ触れた「三原神明市」は、この西国街道沿いにずらりと出店が並びます。お寺の途中に渡る神明大橋には、大きな石のダルマもあり、見どころも多い通り。所々に石のダルマや史跡も点在していますので、ダルマを探しながら歩けば、あっという間に極楽寺へ到着。目印は、お隣の松壽寺の三重塔。
「達磨記念堂」の見学は、無料(要連絡)ですが、詳細は下記MEMOを参照に。コレクションされた沢山の達磨も面白い物が多く、是非見学してみて下さい。
三原に行かれましたら、「三原だるま工房」で、楽しい三原の思い出を作って下さいね。
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(2024/3/28更新)
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