“イタリアの最も美しい村”に認定されているイタリア中部ウンブリア州（Regione Umbria）のトレヴィ（Trevi）。
“イタリアの最も美しい村 I borghi più belli d’Italia”とは、町としての居住性、建築の歴史的・美的な景観や人々へのサービスの提供度合いなどの条件を満たす村（集落）に、イタリアの民間団体（Club dei Borghi più belli d’Italia）より与えられているタイトルです。
イメージとしては誰もが知る有名観光地ではないが、調和された美しい町並みを持ち、その町特有の伝統・文化活動が活発であり、小さい町だけれども訪れるに値する町であることがいえます。2015年4月現在、イタリアでは大よそ240の町が認定されています。
今回ご紹介する4つ星ホテル「アンティーカ・ディモーラ・アッラ・ロッカ（Antica Dimora alla Rocca）」は、トレヴィの中心部に位置し、小さな町を徒歩で散策するのに最高のロケーションが自慢です。
＊写真はホテルの客室から見た丘一面に広がるオリーブ畑の眺め
ホテルは1600年代の重厚な歴史ある2つのパラッツオ（イタリア語で大きな邸宅や宮殿、建築物を指す）、パラッツオ・ヴァレンティとパラッツオ・ウィルギィを改装して使用しています。
ホテル内には34の客室の他に、温水プール、レストラン、バー/ラウンジ、3つの会議室などがあります。
特にレストランはウンブリア地方の郷土料理と幅広いワイン・セレクションを持つことで知られています。
トレヴィの町の名産といえば、黒セロリ、ソーセージなどの豚肉加工品、ペコリーノチーズ（羊のお乳から作るチーズ）、エキストラバージンオリーブオイル、はちみつなどがあります。
このホテルの34室ある客室は、全ての部屋の装飾が異なる内装となっています。フレスコ画で壁面いっぱいに装飾が施されている部屋もあり、ホテル全体のお部屋のイメージとしてはロマンティックな雰囲気にまとまっています。（ハネムーナーさんにもお奨めです）
また、基本中の基本でもありますが客室は掃除が行き届いており、安心して滞在することができます。
旅の疲れを癒すにはバスタブ付きのお部屋での滞在がお奨めです。
38～40度の少々ぬるめのお湯をバスタブに張って暫く浸かり、体の血行を良くするだけでも翌朝の疲れ具合が違います。（40度以上の熱いお湯ですと交感神経を優位にさせてしまい、逆にリラックスできませんのでご注意下さい）
湯船には何でもいいので何か入れるとより湯冷めがしにくくなりますので、塩やティーバック、機内でサービスされるミニワインなど何かお手持ちのものがあれば入れましょう。
バスタブ付きのお部屋がご希望であれば、予約時にリクエストされることをお奨めします。
4つ星ホテル自慢の内装の素晴らしさもさることながら、いくつかのお部屋からはウンブリア州特有の緑溢れる丘陵地帯の眺めも楽しめます。
これらのお部屋がご希望であれば、ご予約時に一言リクエストされると良いでしょう。
ホテルは町の中心部にあり大変便利なロケーションですが、小さな町のホテルということもあり、ローマなど大都市のホテルに比べて価格が低く抑えられています。（スターンダードダブルルームは1泊1室50ユーロ～）
施設・設備、快適さ、クオリティ、サービスなどを考慮するとお徳感の高いホテルです。
夏は小さな屋外プールでリラックス出来ます。
トレヴィの町は、ローマから北へ列車で約1時間40分～2時間程です。
トレヴィの町からは世界遺産に登録されているアッシジ、ペルージャ、スポレート、オルヴィエートなど近郊の町へのアクセスが容易です。
首都ローマでたっぷり観光を楽しんだ後には、まだまだ観光客が少ない小さな町トレヴィを基点に、ゆったりした滞在はいかがですか？
フレンドリーでプロフェッショナルなスタッフと、これ以上ない快適さでトレヴィを訪れる人のおもてなしをしてくれるホテル、アンティーカ・ディモーラ・アッラ・ロッカでは、田舎町での最高の滞在を体験できるでしょう！
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(2024/4/26更新)
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