写真:月宮 うさ
地図を見る北海道大雪山国立公園の秀峰「黒岳」へのアクセスは湯の町"層雲峡(そううんきょう)"から。温泉街から歩いて行ける距離にある"大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ"を利用してまずは山頂を目指しましょう。
ロープウェイは、標高670mにある山麓駅をスタートし、片道7分で標高1300mの5合目の黒岳駅に到着します。
写真:月宮 うさ
地図を見る5合目からはペアリフトに乗り換え、約15分で標高1520mの7合目へ向かいます。
写真:月宮 うさ
地図を見る7合目到着後は、準備が整ったらストレッチで体を伸ばして、ロッジに登山届を提出し登山開始です。
ここまでの注意事項。トイレは7合目にはありません。必ず山麓駅か5合目の黒岳駅で済ませておいてください。5合目にはコインロッカーもありますので登山に必要のない荷物がある場合は預けるとよいでしょう。
写真:月宮 うさ
地図を見る黒岳7合目はこれから先の行程が更に楽しみになる写真の絶景!ここから登山開始です。
標高差465m・歩行距離約1.7km、コースタイムは登り約1時間〜1時間半・下り1時間。山頂までは登山道が整備されていますので、初心者や親子連れでも安心して登れます。
足元は大きな岩がゴロゴロした道が続きますので、靴は軽登山靴(トレッキングシューズ)以上の登山に適したもの。服装は直射日光が照りつけ暑くなるため汗の吸収・速乾性に優れた素材のインナーの着用がオススメ。山頂は風が吹き真夏でも寒さを感じることがありますので、上着は必ず用意しましょう。
夏は急な勾配の斜面に加え暑さが続きますので、水分も多めに用意してください。
写真:月宮 うさ
地図を見る写真のような道が続きます。足元に気を付けて無理のないペースで登りましょう。
写真:月宮 うさ
地図を見る黒岳は標高による植物分布(垂直分布)をはっきりと感じることができる山。山頂までの間に、針広混交樹林帯・広葉樹樹林帯・森林限界・ハイマツ帯…と移り変わってゆく植生の様子を観察することができます。夏は8合目くらいから山頂にかけて見ることができる高山植物のお花畑もお楽しみです。
写真は9合目に見える「マネキ岩」。山頂まであと一息!
写真:月宮 うさ
地図を見る登山道では黒岳のアイドル"シマリス"にも出会えるかも。
写真:月宮 うさ
地図を見る本州では3000m級の山に生育する高山植物を、2000mを切る山々で見ることができる北海道。大雪山山岳地帯には約250種の植物が群生し、黒岳にも多くの高山植物たちが夏のほんのひと時を楽しむように咲き誇っています。
写真:月宮 うさ
地図を見る中には大雪山国立公園でしか見ることができない固有種も。写真の「ダイセツトリカブト」もその1つ。7月下旬〜9月上旬に8合目から9合目で咲いているのをよく見かけます。
写真:月宮 うさ
地図を見るペアリフトの終着点7合目から登ること1時間〜1時間半、いよいよお待ちかねの黒岳山頂に到着。そこに待っているのは大自然が描く絶景!言葉にならない感動が待っています。
山頂から他の大雪山系の山々へ縦走も可能。その時はしっかりとした登山装備はもちろんのこと、非常用装備・食事や防寒着などの準備をお忘れなく。初めての場合は、山を熟知したガイドをつけることをオススメします。
写真:月宮 うさ
地図を見る黒岳
登山口:7合目ロッジ(黒岳森林パトロール事務所)前より。
コースタイム:山頂まで登り約1時間〜1時間半、下り約1時間。
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ
住所:上川郡上川町層雲峡
電話番号:01658-5-3031
アクセス:JR上川駅より道北バス層雲峡・上川線に乗り換え乗車約30分。終点「層雲峡」にて下車、徒歩5分。
料金:ロープウェイ往復大人2400円小人1200円・リフト往復大人800円小人400円・セット券往復大人3000円・小人1500円。
※営業時間は利用時期により異なります。詳しくは記事下の関連MEMO内「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」のホームページをご参照ください。
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/27更新)
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