子連れ限定日も!小豆島「味わうもろみの島宿 真里」は家族で癒される宿

子連れ限定日も!小豆島「味わうもろみの島宿 真里」は家族で癒される宿

更新日:2015/07/30 10:22

桜木 小春のプロフィール写真 桜木 小春 元旅行会社勤務、トラベルコーディネーター
瀬戸内海に浮かぶ香川県の小豆島。高松港からフェリーで約1時間の場所にあり、醤油やオリーブが特産品で、映画「二十四の瞳」で知られている島です。その小さな島に大人の隠れ家として有名な高級旅館「味わうもろみの島宿 真里」があります。普段は子供の受入れはしていないのですが、なんと子連れで行ける限定日があります!子連れで行くのを躊躇する雰囲気の旅館ですが、子連れ限定日なら大人も回りを気にせず過ごせますよ。

お部屋で家族とまったりした時間を過ごす

お部屋で家族とまったりした時間を過ごす

写真:桜木 小春

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お部屋に入った瞬間にホッとするような純和風の作り。天井が高く梁があるのでとても広く、開放感のあるお部屋です。窓から見える庭には、竹筒から流れる水の音が心地よく、部屋の中にまで響いてきます。テレビや冷蔵庫は、骨董品のような古い棚の中に、全て仕舞われているので非日常感を演出してくれます。

写真は「す」の部屋です。部屋番号ではなく「ひしおでもてなす」を部屋の名称にしています。醤油蔵のある醤(ひしお)の郷にちなんだ名前でなんともおしゃれな感じです。
全客室が七部屋しかありませんので人の気配をあまり感じることがありません。そのため静かな時間を家族で過ごすことができます。
夜はお庭がライトアップされ、ほんのりとした光と水の音を聞きながら、ぐっすり眠ることができます。大人が落ち着いた気分でいれば、子供も自然とリラックスするので、お互いにとってもよい体験になりますよ。

内風呂、貸切り風呂で家族みんなで仲良く入浴

内風呂、貸切り風呂で家族みんなで仲良く入浴

写真:桜木 小春

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すべての部屋に天然温泉の内風呂が付いています。浴室にお酒を1本用意してくれてあり、酒風呂も楽しむことが出来ます。メタケイ酸を含む美肌の湯でお湯は少しトロみがあります。
こちらの写真は貸切り風呂の「石の湯」です。こちらは時間が決められていないので、時間を気にせずゆっくり入ることが出来ます。家族で入ってもゆったりしたサイズです。

外には露天風呂もあり、風の音と鳥の声が、遠くから聞こえてきます。お風呂上がりの化粧品は、小豆島特産のオリーブで作られた上質なものが揃えられています。湯上りには、ミントの葉っぱが入った冷たいミントティーを飲んで、心も体もスッキリ。内風呂、貸切り風呂の両方に家族で入ることができるので、男女別で離れることもなく、子供と一緒により長い時間を過ごせますよ。

小豆島特産の醤油会席料理を堪能

小豆島特産の醤油会席料理を堪能

写真:桜木 小春

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夕食には、ここでしか食べられない醤油会席を食すことができます。あっさりしたものから濃厚なものまであり、「淡口生揚、生揚、二段熟成、諸味たれ」の4種類の醤油が出てきます。この醤油で新鮮な刺身や野菜を食べると、さらに味が引き立ちます。どの醤油を付けて食べるかは、自分好みにできるので、色々な味を一度に、楽しむことが出来ます。料理の盛り付けも丁寧で、食事で出される器は、とてもセンスのいいものばかりです。食事を目でも楽しめるように、工夫されています。

食事場所では、子供用の椅子や食器、途中で寝てしまった時の座布団やバスタオルなど、子供連れには役立つ物も事前に準備されているので助かります。

母屋にある囲炉裏やギャラリーで果実酒をいただく

母屋にある囲炉裏やギャラリーで果実酒をいただく

写真:桜木 小春

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ギャラリーには、食事で使われていた器も販売されています。店主選りすぐりの物で、お値段もお手頃なものから高価なものまであります。

この囲炉裏の前は、チェックイン時にウェルカムスイーツとドリンクをいただいた場所ですが、夜になると自家製の果実酒を自由に飲むことが出来ます。他の宿泊客とのコミュニケーションスペースにもなっています。間接照明の光を浴びた果実酒の瓶が、とても幻想的で、居心地が良く会話も弾み、お酒も進みそうな空間になっています。子連れ限定日なら、家族連れが多いので、ママさんパパさん達と子育てトークで、盛り上がれますね。

子連れ限定日を確実に予約するには

ここの旅館は、子供を連れて行ける日が限られています。公式ホームページで、早めに予約状況を確認する必要があります。予約状況の下に「お子様の日」と記載されていますので、その日にスケジュールを合わせて、事前に予定を組むことをおすすめします。ちなみに5ケ月前から予約開始となります。
また、小豆島には、日本三大渓谷美として有名な寒霞渓があり紅葉の時期や海水浴ができる夏は観光客がとても多いので予約はそれ以外の時期がベターですよ。

小豆島へ気軽に足を運べる方は、なかなかいないと思いますが、ここ「味わうもろみの島宿真里」に行くために是非、家族で癒しを求めに行ってみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/06−2015/06/07 訪問

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