飛行機利用でも便利な博多駅直結!「博多めん街道」で人気豚骨ラーメン店を制覇

飛行機利用でも便利な博多駅直結!「博多めん街道」で人気豚骨ラーメン店を制覇

更新日:2017/04/24 17:10

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ レトロ建築探訪家、地域の魅力伝え人
長浜ラーメンに久留米ラーメン、福岡は豚骨ラーメンの本場!博多に着いたなら、どの店で食べようかと迷ってしまいますよね。
そこでお勧めしたいのが、特徴を持ったこだわりの豚骨ラーメン店がいくつも入っている「博多めん街道」です。しかも「JR博多シティ」内という、大きな荷物を持っていても安心の場所。お店選びに迷った時も、旅の始まりでも終わりでもおすすめ。
福岡のうまかラーメンをここで食べていかんね!

雨でも心配ナシ!改札からまっすぐ進むだけ

雨でも心配ナシ!改札からまっすぐ進むだけ

写真:万葉 りえ

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阪急百貨店や東急ハンズなど、いくつもの商業施設が合わさっているJR博多シティ。その中にある「博多めん街道」は人気のラーメン店が揃っているだけでなく、新幹線の改札からすぐという断トツの便利さを持っています。

それだけではありません。博多駅の新幹線の改札がある筑紫口側は地下へ降りれば地下鉄の駅になっているので、福岡空港と街の中心とをつなぐ地下鉄でも近いのです。すぐに「DEITOS(デイトス)」と表示されたショッピングゾーンに至ります。

DEITOSは、土産物店や飲食店がたくさん入った、博多駅の新幹線ホーム側にある商業施設です。「博多めん街道」も、このDEITOSの中。
土産物に向きそうな品々を見ながら奥へ進むと、「博多ほろよい通り」と「博多めん街道」の案内が出てきます。のれんが示すエレベーターを2階へ上がれば、そこはもう「博多めん街道」のフロアです。

選ぶのに迷ってしまう、人気のラーメン店揃い

選ぶのに迷ってしまう、人気のラーメン店揃い

写真:万葉 りえ

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「博多めん街道」には、豚骨ラーメンだけでなく、そばやうどん、そして中華そばの店も揃っています。その中から、創意工夫を重ねながらも、この地で愛されてきた豚骨ラーメンの味を伝える各店をご紹介しましょう。

まずご紹介するのは博多駅前で戦前から続く『二葉亭』。ここは昔ながらの味を守る店。福岡のラーメン店では昔から「辛子高菜」や「紅ショウガ」がテーブルに常備してあり、好みの量を自分で入れられる店も多いのです。「二葉亭」はその辛子高菜もおいしい店。ちょっと太めの麺と辛子高菜の味とが絡むおいしさを味わいたいならこちらへ。

長浜は福岡ではラーメンで有名な地。ラーメンの屋台が並び、有数のラーメン激戦区といっても過言ではないでしょう。『長浜ナンバーワン』は、その長浜で磨いてきた味をおとどけします。ラーメンだけでなく餃子もすべて手作り!餃子も食べたい方には絶対にはずせない店です。

美味しい豚骨ラーメンは、まだまだ

美味しい豚骨ラーメンは、まだまだ

写真:万葉 りえ

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長年使い続けている大きな羽釜で長時間豚足を炊き上げたスープ。それに合わせるのは自社で配合した麺。『元祖博多だるま』のラーメンはこってり濃厚なスープだけれど、極細麺を使っているので、そのバランスがよくするするとお腹に入っていきます。「また食べたい」「並んででも食べたい」と思わせるおいしさを持つ店なのです。

『博多新風』は名前の通り、博多ラーメンに新しい風を吹かせた美味しさが定評です。それはこれまでにないマー油と豚骨との調和!トロッとした濃厚な味わいが人々をひきつけます。店に並ぶ人の多さでもその人気がわかるはずです。

こちらもお勧め

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写真:万葉 りえ

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現在は海外にもたくさん出店している『博多一幸舎』。ここのラーメンは、後味すっきりといううれしい形でイメージを裏切ってくれる美味しさをもっています。その秘密は、豚骨をベースにして5種の魚介もスープにブレンドしているから。極細平麺は自社製造。細いのにのびにくく、最後までおいしくいただけます。

『博多ラーメンShinShin』はしつこさのない豚骨スープに極細麺。博多の屋台のラーメンから育ってきたので、長く愛されてきた味をしっかりと守っています。まずはスタンダードな博多ラーメンを食べたいと思う方も多いはず。それなら、ぜひこちらへ。

一口に豚骨ラーメンと言うけれど、どの店も魅力があって迷ってしまったのではありませんか。同じフロアにあるので、グループでの旅なら、それぞれ好みの店を選んで感想を伝えあうのもいいのではないでしょうか。

あなたの好みで、あなたのラーメンを

あなたの好みで、あなたのラーメンを

写真:万葉 りえ

福岡の豚骨ラーメン店の中には、多くはありませんがスープの好みを聞かれる店もあります。だいたい「あっさり」「ふつう」「こってり」からの選択になります。
そしてほとんどの店で聞かれるのが、麺のゆで加減の好みです。「やわらかめ」「ふつう」「かため」から選ぶ店が多いのですが、なかには「ばりかた」という選択が入っているところもあります。「ばり」とはこちらで「とても」とか「大変」ということを表す言葉。「ばり、うまか〜」と言えば「とても美味しい」ということ。ですから、より硬めがお好きな方でしたら「ばりかた」で!

そして、福岡のラーメンで忘れてはいけないのが「替え玉」、いわゆる「麺の追加」です。替え玉を注文するとゆでた麺だけがテーブルに届けられるので、替え玉をしたいと思われている方は替え玉が来る前にスープを飲みほさないように!

テーブルやカウンターに辛子高菜や紅ショウガ、そしてきくらげなどが置かれている店に行かれた場合は、好みで適量をラーメンどんぶりに入れてお召し上がりください。なを、博多一幸舎の辛子高菜はかなり辛いので、まずは控えめな量から入れられることをお勧めします。

おわりに

DEITOSUの二階奥には以前からラーメン店があったのですが、地元の人が中心に利用していました。それを「博多めん街道」としてリニューアルすると人気のラーメン店がもっと集結。それにともない観光客の数もぐんと増加して、お昼時ともなれば大きなトランクを持った人々も列に並ぶ姿が当たり前になりました。特に人気店では、列に並ぶ前に食券を購入するという流れになっています。

博多駅直結という便利な場所で人気の豚骨ラーメン店の中から選べるという、観光客にとってもうれしい「博多めん街道」。博多に到着して1杯、そして帰りの新幹線に乗る前にまた1杯と、ここへ寄られる方も珍しくありません。ここなら、行きと帰りで、違う店のラーメンを食べていくことだって可能です。

「博多めん街道」で、本場の九州豚骨ラーメンを食べていかんね〜!

掲載内容は執筆時点のものです。

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