大河ドラマ『真田丸』で大注目!真田幸村ゆかりの上田市で歴史散策

大河ドラマ『真田丸』で大注目!真田幸村ゆかりの上田市で歴史散策

更新日:2016/02/09 16:48

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
歴史ブームの昨今、圧倒的な人気を誇る戦国武将がいます。大坂夏の陣で劇的な最期を遂げ、日本史にその名を刻むとともに今なお多くの人々のハートを鷲掴みにする、真田幸村です。
真田氏の故郷長野県上田市には、真田幸村ゆかりの歴史スポットが点在しています。今回は、2016年NHK大河ドラマ『真田丸』の舞台としてより一層注目が集まる歴史の町・上田の見所をご紹介します。

上田駅前に立つ「真田幸村公騎馬像」

上田駅前に立つ「真田幸村公騎馬像」

写真:渡部 洋一

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魅力的な戦国武将たちの中でも、屈指の人気を誇る真田幸村。かつて真田一族が拠点を置いた長野県上田市には、真田氏ゆかりの名所が点在しています。

写真は、上田駅お城口に立つ「真田幸村公騎馬像」。幸村の初陣の姿を象った銅像です。その雄々しい勇姿は、勇猛果敢な幸村のイメージそのもの。若き日のエネルギーが爆発し、今にも駆け出しそうな躍動感のある、上田が誇る見事な銅像です。

真田氏の居城、難攻不落の「上田城」

真田氏の居城、難攻不落の「上田城」

写真:渡部 洋一

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真田氏の居城、上田城。幸村の父・真田昌幸が1583年に築城した平山城です。徳川の大軍を二度にわたって撃退した「上田合戦」でも有名な、難攻不落の名城です。現在は「上田城趾公園」として整備され、伝説の巨石「真田石」や、城外への抜け穴であったと言われる「真田井戸」など見所が目白押し。大河ドラマ『真田丸』の舞台としてますます注目の集まる、真田氏ゆかりの必見スポットです。ドラマで堺雅人さん演じる真田幸村が、この上田城を舞台に活躍するシーンが今から楽しみですね。

真田氏発祥の郷

真田氏発祥の郷

写真:渡部 洋一

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上田駅からバスで約20分、田園風景の中にある「真田氏記念公園」。ここには、「真田氏発祥の郷」の石碑があります。碑の文字は、有名な歴史小説『真田太平記』の作者池波正太郎氏の揮毫。のどかな風景の中に立つ石碑の前で真田氏の発祥に思いを馳せれば、歴史ファンならずとも心が熱くなること必至です。

真田氏記念公園には、石碑の他にも真田一族親子三代(幸隆、昌幸、幸村)のレリーフがあり、こちらも歴史ファンに人気のスポットとなっています。

真田一族の歴史を学べる「真田氏歴史館」

真田一族の歴史を学べる「真田氏歴史館」

写真:渡部 洋一

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真田氏の歴史を学ぶなら、「真田氏歴史館」がおすすめです。真田氏にまつわる古文書や武具などが年代に沿って展示され、真田氏の歴史をわかりやすく勉強することができます。NHK大型時代劇『真田太平記』で使用された真田昌幸、信之、幸村親子の復元甲冑も必見です。激動の時代を生き抜いた、真田三代の人生に思いを馳せてみましょう。

上田城以前の住居「真田氏館跡」

上田城以前の住居「真田氏館跡」

写真:渡部 洋一

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真田氏歴史館に隣接する「真田氏館跡」。真田氏が上田城へ移る以前に住んでいた居住跡です。永禄年間(1558年〜1570年)の構築とされ、枡形や土塁等の遺構も残されています。現在は「御屋敷公園」として整備され、つつじの名所としても人気の観光名所です。

その他にも真田氏ゆかりの地が目白押し!

いかがでしたか?
上田の町に点在する、真田氏ゆかりの観光名所をご紹介しました。今回ご紹介した5つのスポット以外にも、「真田神社」や「真田氏本城跡」など、上田には真田氏ゆかりのスポットが目白押しです。また、町名標識やマンホールなど、町のそこかしこに真田の家紋である「六文銭」の柄が施されているなど、心をくすぐられる光景に満ち溢れています。

2016年大河ドラマ『真田丸』で盛り上がる上田の町に、あなたも足を運んでみませんか?『真田丸』の予習に行くも良し、視聴後の復習として行くも良し。真田氏の足跡を追って歩いていけば、幸村の息づかいが聞こえてくるかもしれません。

なお、各スポットへのアクセス等の情報は、記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます。また、今回ご紹介しきれなかったその他の「真田幸村ゆかりのスポット」についても、同じく「MEMO」よりご覧下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/08/04 訪問

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