強風の先には絶景が!襟裳岬の大自然を全身で受ける

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強風の先には絶景が!襟裳岬の大自然を全身で受ける

強風の先には絶景が!襟裳岬の大自然を全身で受ける

更新日:2013/05/07 18:27

根岸 早都子のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 根岸 早都子 フリーライター

北海道のちょうど中央あたりから真っ直ぐ南、太平洋側に延びた先に位置するのが襟裳岬です。その形状からもダイナミックな断崖絶壁を楽しむことができます。そんな襟裳岬から今回は大自然のパワーを沢山もらってきました。

襟裳岬・風の館は観光客の強〜い味方!

写真:根岸 早都子

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襟裳岬と言えばとにかく風。訪れる季節や時間関係なくとにかく風が強いのです。駐車場に車を停め、降りた瞬間から強風の洗礼に圧倒されます。例え天気が快晴であっても風速何十メートルの世界。しかし、この強風に怯んでいては襟裳岬の絶景に出会うことはできません。とにかく前進あるのみ!!

【襟裳岬展望台までの行き方】

1.駐車場から遊歩道に上がり、外側からぐるっと周る

2.駐車場と隣接する施設、「風の館」内を通る

※「風の館」とは駐車場と隣接している石造りのモダンな建物が印象的な施設。館内では風に関する展示物やゲームを楽しめたり、アザラシをウォッチングしたり、えりもの風を体験できるコーナーなどがあったりと家族で楽しめる施設です。

天気が良く真夏であれば景色を眺め、写真を撮りながら外側を周るのもいいと思うのですが、とにかく風が想像以上に強く、注意が必要ですので、私としてはぜひ風の館内を通って展望台へ上がるのをおすすめします。この館内の施設は一部有料ですが、あくまでも施設を利用・見学した時のみ。展望台までの道のりは無料ですので、強風を避けながら展望台へ行けるありがたい施設を利用する手はないでしょう。

【襟裳岬 風の館】

開館時間 
5〜8月      9:00〜18:00
9〜11月・3〜4月 9:00〜17:00
12〜2月 冬季休館
(1月1日、初日の出の5時〜8時は開館)

入館料
大人・大学生  300円
小・中・高校生 200円
幼児無料

岬に到着 まずは訪れた証しをパチリ

写真:根岸 早都子

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風の館内の螺旋階段を上がり、ついに岬の展望台へ。

展望台から真っ先に目に飛び込んでくるのが絶景・・・と私も思っていたのですが、そこには数多くの様々な石碑が建っており、どれから見ようか目移りするほど。

でも、ここに来たからにはまず襟裳岬のシンボルをカメラに収めたいところ。「ここまで辿り着いたぞぉ〜!!」と北海道の壮大さと達成感に浸れるのです。

まさに断崖絶壁!細く伸び、連なる岩礁が圧巻

写真:根岸 早都子

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今回のメインはやっぱり断崖の絶景。強風の中、必死に前に進んだのだから、じっくり堪能したいところ。しかし、岬に近づけば近づくほどに風の強さは増すばかりなのです。カメラを構えれば風で手がぶれてしまい、ピントがなかなか合わず悪戦苦闘。帽子は飛ばされ自分の髪の毛が視界の邪魔をします。まるで風と戦っているような、自然の力に挑んでいるようなそんな不思議な気分。
自然の驚異を目の当たりにしながら見る壮大な景色には感動もの。風に弄ばれながらもしっかりと目に焼き付けてきました。(目もまともに開けていられないのですが・・・)

断崖からどこまでも細く伸びる岩礁は沖合7kmまで続いているようです。北海道独特の、そしてえりも町の三角の形状が頭に浮かびますよね。

みなさんにもぜひこの絶景を様々な角度から堪能していただきたいのですが、強風・突風には本当に要注意です!何度も言いますが、想像以上なのです。この日の風は北から吹いていたので、岬を覗き込むと追い風により、柵があっても体を持って行かれそうになりました。その日の風速や風向きによりもちろん変わってきますが、小さいお子さんや足腰の弱いお年寄りは特に注意し、絶対に一人きりでは上がらないようにして下さいね。

これほどに大自然からの洗礼を受けながら、スケール感のある絶景を味わえるのも、北海道ならではの醍醐味だと思いますので、ぜひ目で肌で感じて頂きたいです。

北海道が逆さまに!?ユニークな石碑を発見

写真:根岸 早都子

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先ほども、展望台には様々な石碑が点在しているとご紹介しましたが、おもしろ可愛い石碑を発見しましたよ。

円形でコンパス(方位磁石)をイメージしたかのような石碑の中央には、なんと逆さまの北海道が!!
なぜだかわかりますか??

そうなんです。これはまさに襟裳岬から見た北海道。岬の形状と逆さまの北海道を照らし合わせながら見ることができるなんとも面白く、アイディアに溢れた石碑なのです。

ところで、北海道地図で見ると最南端に位置しているように見える襟裳岬は北海道最南端の地と思われる方も多いと思いますが、実は違うんです。ご存知でしたか??
ではどこが北海道最南端の地なのか・・・気になる方は是非調べてみて下さい。そしてその地へ足を運んでみるのも楽しいかもしれませんよ!(実は道産子の私も、まだ行ったことがない場所です)

えりもの春は何もない?あの有名な歌が歌碑に

写真:根岸 早都子

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「襟裳岬?う〜ん場所はよくわからないけど、歌で聴いたことがあるよね」そんな会話が聞こえてきそうなぐらいに有名なのが、森進一さんが歌う襟裳岬ではないでしょうか。
レコ大や紅白などで小さい頃から何度も聴いている歌なので、歌詞はほとんど頭に入っています。全く世代ではない私でもこの歌は大好き。

この歌のおかげで襟裳岬もその名が全国的に有名になったのではないでしょうか?観光客もずいぶん増えたと思います。

展望台にある数多くの石碑の中にも、ありましたよ襟裳岬の歌碑が!
歌詞のサビの部分でもある「えりもの春はなにもない春です」のフレーズがとても印象的なのですが、この歌の発売当初はこの部分が地元の方の反感を買い、抗議の電話などもあったという話しを聞いたことがります。

しかし、この地に訪れてこの壮大な景色に触れると、この歌詞の持つ意味が決してマイナスではないということがはっきりわかります。これは私自身のイメージですが、遮るものはなにもなく、ただ純粋に自然を感じることができ、そして一体感を味わえる。余計なものが何もないからこそ情景の一つ一つが際立ち、そして気持ちがホッと落ち着く安心感もある。何もない=クリアといったイメージでしょうか。歌碑を眺めながらそんな思いを巡らせておりました。ちなみに、季節的には春に訪れたことになりますが、体感温度では完全に冬でしたね(笑)

襟裳岬を訪れた際は、頭の中で歌を少ーし思い出しながら風景を楽しんでみてください。風は冷たいんですが、心がなんだか懐かしく、そして温かくなりますので・・・

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/04/27 訪問

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