街の道は複雑に入り組み、露店には食料品からサリーまで生活に必要なあらゆるものが売られています。疲れたときはインド人に混じって露店の甘ーいチャイで一服するのがおすすめです。
川沿いにはガートと呼ばれる川まで続く階段があり、座って川を眺める人や実際に水につかって沐浴する人を見ることができます。
ヒンドゥー教徒は人生の内で一回は絶対ガンジス川で沐浴することを夢見ているといいます。ガンジス川で沐浴すると、今までの罪を洗い流してくれると信じられているほど特別な力があると言われています。
ガンジス川で朝日を見るなら、船のうえから見るのが断然おすすめ!朝4時くらいにガンジス川まで行き、船で1時間ほど川の上を周遊しながら朝日を拝みましょう。ボートは前日の内に、集合場所、時間と値段を交渉して予約しておくのがおすすめ。
川の周辺には、貸しボートを仕事とする人がたくさんいます。その人たちを捕まえて交渉するのですが、価格表等はないので必ず値段は交渉してから乗りましょう。前もって地元の人に相場価格を聞いておくのがおすすめです。
朝早いですが、朝の沐浴をする人や朝日を見に来た人で川周辺はとても賑やかです。でも一度、川の水面へ出るととても静かな時間が流れます。朝なので気温もそんなに高くなく過ごしやすいですよ。
朝日も素晴らしいガンジス川ですが、夜になると最もにぎわうダシャーシュワメードガートでプージャ祭と呼ばれる儀式が毎晩行われます。ガートまでは、駅前の交番横から続く大きな道をたどってくると簡単につきます。
日没後になるとガートにはたくさんの人が集まり満員状態。
儀式は火と煙を使って行われるのですが、周囲が暗い中行われるので闇に浮かぶ火がとても幻想的です。最後にそこにいる全員でマントラという短い言葉を唱えるのですが、会場周辺には不思議な一体感が生まれます。
朝4時に川につくには、駅よりの宿よりも川のほとりに宿を取るのがおすすめ。バラナシの駅には、公共の観光案内所がありホテルを紹介してくれます。担当の人はとても親切で、宿に電話をしてくれ予約を取ってくれます。
バラナシの街は道がとても入り組んでいるので、宿から川までの道を確認しておくことをお勧めします。もちろん川沿いにもたくさん宿があるので、その宿に泊まればそんな心配もしなくて大丈夫!
ヒンドゥー教の聖地であるガンジス川は、見る場所・時間で毎回異なった印象を与えてくれます。沐浴だけでなく火葬場や洗濯場などがあり、その川がいかに人々の生活に密着している様子がよくわかります。
朝日が昇るガンジス川にでかけて、自分だけの景色を見つけてみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/26更新)
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