抹茶と和菓子でほっこり!金沢の寺カフェ「宝勝寺」の喫茶室とガーデンを満喫

抹茶と和菓子でほっこり!金沢の寺カフェ「宝勝寺」の喫茶室とガーデンを満喫

更新日:2015/10/04 17:13

野山 苺摘のプロフィール写真 野山 苺摘 グルメライター、覆面調査員、推理イベント作家
金沢の風情や情緒を味わえる三茶屋街。そのうちの1つであるにし茶屋街エリアに一風変わった趣向のカフェが!なんとお寺の中にステキなガーデンとお茶を愉しむスペースがあるのです。宝勝寺カフェは生落雁などの和菓子も、ホットケーキやカレーといった洋風のメニューを食すこともできます。すぐ近くに忍者寺として有名な妙立寺もあるので、ユニークな寺巡りを満喫してみてはいかがでしょう?

喫茶室で頂く和菓子の盛り合わせ

喫茶室で頂く和菓子の盛り合わせ

写真:野山 苺摘

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金沢駅から北鉄バス広小路駅で下車し、徒歩数分の場所に斬新なお寺があります。臨済宗のお寺・寳勝寺が運営している、お寺の中のカフェ「寺カフェ」です。

江戸時代初期に加賀藩第三代藩主・前田利常公によって創建された約四百年の歴史ある本堂の一角に、なんとオシャレな喫茶室があるのです!

オススメのメニューはやはり和菓子。中でも生菓子・生落雁・干菓子が味わえる「三種盛り合わせ(500円)」と本格的な抹茶の組み合わせがイチオシです。
和三盆の優しい甘味でほっこりできます。

ドリンクは他に加賀棒茶、スイーツでは季節の果物とチョコレートソースが添えられたホットケーキなども提供されています。
しっかりと食事を食べたい場合はカレーライスやチャーハンをオーダーすることも可能です。

和洋折衷のアンティークな店内

和洋折衷のアンティークな店内

写真:野山 苺摘

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寺カフェに入店する際は、まず玄関に備え付けてあるミニチュア版の釣鐘を鳴らします。中へ入ってみるといくつかの部屋に分かれており、一番奥の部屋は和洋折衷のアンティークでオシャレなくつろぎ空間になっています。
和室に洋風の椅子や照明という和モダンな組み合わせが独創的で面白いです。

掛け軸や日本ならではの雰囲気を存分に楽しめる空間もあり、混雑していなければ自身の好みで寛ぐ場所を選ぶことも可能。

四季折々の花を愛でるガーデン

四季折々の花を愛でるガーデン

写真:野山 苺摘

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テーブルはお寺の中だけでなく、テラス席も用意されています。四季折々の花や緑に囲まれ、とても癒される空間です。
天気がよければ庭の散歩をしてみるのも良いでしょう。

お守りやお土産の販売も!

お守りやお土産の販売も!

写真:野山 苺摘

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寺カフェには喫茶室の他に、書画のギャラリースペースやグッズを販売している部屋も存在します。扇子やTシャツ、小物などが揃っており、力強い墨の文字は住職が書いています。

さらに様々な種類のお守りを購入することもでき、ランドセル型もかわいらしいものや、美を追及する美しまもりなどがズラリと並んでいます。

おわりに

寺カフェのすぐ近くには忍者寺という名で親しまれている妙立寺があります。
賽銭箱に見せかけた落とし穴や隠し階段をはじめ沢山のカラクリが仕掛けられたユニークなお寺です。隠し部屋や切腹の間等を含め23の部屋、29ヶ所の階段と4階7層からなる複雑な建築構造になっています。
是非金沢観光の際には立ち寄ってみて欲しいスポットです。

忍者寺は中の見どころをガイドが40分程度で案内するシステムになっています。30分ごとに予約者が集合して出発する仕組みになっており、事前に電話で問い合わせが必須です。当日は数分でも遅れてしまうと次回以降の参加になってしまう場合があるので、時間に余裕をもってむかうとよいでしょう。

忍者寺のツアー参加の時間の調整としても寺カフェは有意義に活用できるスポット。
是非にし茶屋街のお寺めぐりとして、忍者寺「妙立寺」と寺カフェ「宝勝寺」をセットで観光することをおすすめします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/05 訪問

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