写真:月宮 うさ
地図を見る美しい丘陵地帯に広がる田園風景や数々のお花畑が点在する美しい北海道美瑛町。
白金温泉から2.5km、町の中心部から道道966号線を南東に16kmの場所に、美瑛の神秘「白金 青い池(=青い池)」はあります(※詳しい場所は写真をクリックすると表示されるGoogleマップをご参照ください、道路沿いに案内板もあります)。
観光バスも駐車できる大きな駐車場がありますのでマイカー・レンタカーでも安心。ただし駐車場内や遊歩道は舗装されていない道が続きますので、足元は動きやすく汚れても良い靴がオススメ。
駐車場から池が見えるまでは約500m。遊歩道に入ると写真のような美しい白樺並木が出迎えてくれます。こんな風景からも、ここが北海道であることを感じられるハズ。
しばらく歩くとやがて右手側にお待ちかねの青い池の姿が。まるでコバルトブルーの入浴剤を入れたような水の色に、誰もが驚き感動する瞬間です!
写真:月宮 うさ
地図を見る大自然に溶け込む美しい「青い池」ですが、自然にできた池ではありません。
1988年12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害から町を守るため、1989年(平成元年)に美瑛川に作られたコンクリートブロックの堰堤に水が溜まってできた池。
ここは、人と自然がつくり出した平成生まれの観光名所なのです!
立ち枯れた木々が並ぶ独特の景観は、自生していた白樺などの木々も水没し枯れてしまったもので、いずれは朽ち果てる運命…見える風景は日々少しずつ変わってゆくことでしょう。だからこそ、今見ることができる美しい景色に是非とも会いに来てほしいです。
青い池の水は近くでよく見るとちゃんと透明。青く見える理由は、火山性の硫黄を含む美瑛川の水に、アルミニウムを含んだ湧き水が流れ落ちるから。硫黄とアルミニウムが混ざり合うことでコロイド粒子と呼ばれる微粒子が生まれ、太陽の光を水中で色々な方向に散乱させます。その時波長の短い青の光は散乱されやすいため、その光は目に届きやすく青く見えるのでは?…と言われています。
写真:月宮 うさ
地図を見る遊歩道は「青い池」を囲むように設置されているため美しい池を様々な角度から見ることができます。大自然の中にいることを感じる景観もあれば、コンクリートブロックの堰堤を見ながら人の手によってできたことを再認識するような眺めまで様々。ここは人と自然がつくりだした青の世界。隅々まで楽しみましょう!
写真:月宮 うさ
地図を見る「青い池」に設置された遊歩道の折り返し地点に見えるのはブルーリバーとも呼ばれる美しい「美瑛川」の流れ。その水は青い池と同じ色。とても神秘的な川です。
池に目を奪われこの美しき川を見落としてしまわないようお気をつけてくださいね。必見ですよ!
写真:月宮 うさ
地図を見る「青い池」の遊歩道は一方通行。ブルーリバー美瑛川を眺めた後は池にお別れをして、駐車場へ。帰りは水辺の風景こそ見えませんが、カラマツ林が広がる美しい道を歩きます。写真は緑豊かな夏の風景ですが、晩秋には黄金に。夏だけではなく秋も美しい「青い池」です。
美しく神秘的な観光スポット「白金 青い池」見学後は、美瑛の町を飛び回ってみませんか?青い池の近くには美瑛川に流れ落ちる繊細で美しい滝「白ひげの滝」や「白金温泉」が。また丘陵地帯や数々のお花畑も必見です。
興味がある方は、記事一番下のMEMO内『夏の絶景を満喫!北海道「丘のまち美瑛」観光スポット5選』もご参照ください。
美瑛イチオシの観光スポット「白金 青い池」。皆様も北海道に旅行に来た時は、ご自分の目で驚きの青さを感じてくださいね!
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(2024/4/23更新)
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