写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る秋田の酒蔵の中でも古い歴史がある出羽鶴酒造の兄弟蔵として創業した刈穂酒造。刈穂とは、百人一首の最初の歌「秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露にぬれつつ」から名付けられました。
「刈穂 選抜大吟醸」は、刈穂蔵で貯蔵している大吟醸の中から特に香味が優れているものを選抜。もろみは全国の鑑評会で最高賞を受賞したものと同じものを使っているという極上品!
香りはいわずもがな。芳醇で心地よい香りが鼻をくすぐります。きめ細やかでなめらかな味わいは、いくらでもいけそう。
秋田県内限定販売、さらに年間製造本数も限定されているプレミア感たっぷりの刈穂は、見つけたら即買いです!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る由利本荘市にある齋彌酒造は、全国新酒鑑品会において平成20年、22年と金賞を受賞した受賞蔵を持つ、秋田でも有名な蔵元。明治35年の創業当時からある蔵は、国の登録有形文化財に登録され、重厚感あふれる建造物となっています。
齋彌酒造が誇るブランド「雪の茅舎」は、茅ぶき屋根が点在する雪深いこのあたりの冬景色をイメージして作られた日本酒です。雪の茅舎シリーズとして、純米大吟醸、大吟醸、純米吟醸など、それぞれ甘みや香りが違う日本酒がありますが、リーズナブルで日本酒初心者や熱燗好きの人におすすめなのが、「山廃純米」です。
すっきりとしたのど越しと、さっぱりとした酸味がある飲みやすい日本酒。熱燗にもあうので寒い日に飲むのにも最適です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る小玉醸造は、味噌、醤油の醸造業として明治12年に創業し、その後、大正2年からは、酒造りにも着手した老舗です。日本酒のブランド「太平山」は、秋田県中央部にある、秋田を代表する美しい山から名前をとった、秋田を代表する地酒。
そんな太平山シリーズの中でも一押しなのが、2014年のモンドセレクション最高金賞を受賞し、ANA国際線ファーストクラスにも採用された「太平山 天功 純米大吟醸」です。これぞ太平山の真骨頂といっても過言ではない天功は、味わい深く、フルーツのような華やかな香りで、ちょっと甘いかなと思いながら飲んでいると、あとからキリッとした辛みも感じることができる日本酒。
秋田の日本酒は種類が多くて、何を買ったらいいか困る・・・贈答用に間違いのない日本酒を買いたいといったときにぴったりです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る備前酒造本店は、大正三年、雪深い横手市に創業した酒蔵です。秋田県内で限定販売している「山内杜氏」は、平成4年、山内杜氏組合の協力により出来た新たな銘柄。山内杜氏とは、農家が多かった山内村(現在の横手市山内)で育った杜氏のこと。農閑期の冬に働き場がなかった山内村の農家の人たちが、冬場の働き口として酒蔵で酒の仕込みをしているうちに、酒造りの技術が自然と伝わり、多くの酒造り職人が山内で育ったことから山内杜氏と呼ぶようになりました。そして、さらなる技術の継承と向上を図るため「山内杜氏組合」が設立されたのです。
そんな山内杜氏組合が協力して作った「純米吟醸 山内杜氏」は、秋田の杜氏の里「山内村」産の米と南郷岳の天然の湧水を用い、山内杜氏が伝統の秋田流寒仕込で醸した手作りの逸品。ほのかな麹の香りと純米らしいしっかりとした味わいは、後味すっきりで、グイグイ飲めてしまいます。秋田に来たらマストバイですよ!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るあれもこれも飲みたいよくばりさんには、飲みきりの300ml瓶が5本入った秋田地酒めぐりがおススメ!
先ほど紹介した刈穂や太平山のほか、2012年IWC 日本酒部門でチャンピオン・サケを受賞した福小町、東北で最も古い蔵が作る飛良泉、十和田八幡平国立公園の麓に蔵があることから冬の寒さとおいしい水でつくられる十和田八幡平の5本。
蔵元によって微妙に違う味わいを堪能してください。
もちろん、えりすぐりの5選なので、どれを飲んでも間違いはありません!
おいしいお米に澄んだ水、厳しい寒さと酒造りにはもってこいの環境の秋田は、おいしい日本酒が盛りだくさん!
蔵元によってさまざまな味わいをみせてくれる秋田の美酒をぜひ堪能してみてください。
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(2024/4/25更新)
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