宿泊スペースは4部屋あり、6帖の洋室が3部屋(2名定員が2部屋、3名定員が1部屋)と定員4名の古民家スペースがある。設備としては、共用のバス・トイレ、海から帰るときに役立つ外シャワーがある。
また宿泊客が集えるコミュニティスペースにはダイニングキッチンやテーブルがあり、冷蔵庫・炊飯器・電子レンジ・トースター、食器類や調味料まで整っており、食材だけ買ってくればそのまま生活ができる環境だ。
さらに、洗濯機や乾燥機も有料ながら完備され、長期滞在にも困らない設備が充実している。また食事処の「北山食堂」は、友人などと楽しめる「カラオケスタヂオ・ハイビ」など、夜を楽しむスペースも用意されている。
ハイビスカスの魅力は、古民家の雰囲気だけでなく併設した昭和時代をコンセプトにした「北山食堂」にある。その北山食堂がこだわる一つが「泡盛」で地元の今帰仁酒造の著名泡盛ブランドである「美しき古里」の飲み放題プランがある。
特筆すべきはその飲み方で、店内に唐突にある水道の蛇口をひねると、美しき古里が水と割られて15度で出てくるところだ。回転すし屋などで、自分でお茶を作るシステムはよくみかけるが、お酒が蛇口から出てきて時間制で飲み放題というシステムは画期的といえよう。
また15度の泡盛で物足りない方のために、ボトルで20度の泡盛も用意されている。
食事は、ゴーヤチャンプルーやソーメンチャンプルーをはじめとして、沖縄料理が充実している。そのなかでも「今帰仁牛刺し」がおすすめ。今帰仁村の特産で有名なのはアグー豚だが、隠れ名産は実は「牛」とのこと。
今帰仁村では生後6ヶ月〜1年以内の素牛(もとうし)と呼ばれる子牛を育て、育った子牛は全国のブランド牛生産者に出荷されてしまうため、そもそも流通量が少ない。その希少な今帰仁村の牛をぜひご堪能いただきたい。
沖縄のなかでも今帰仁村は、撮影のロケ地としても有名な場所で、ハイビスカスや北山食堂(写真)でも数々の撮影が行われている。施設内に映画の看板や台本などが置いてあり、気軽に見学もできる。また自転車の貸し出しなどもあるので、ロケ地をめぐってみるのも楽しみの一つと言える。
古民家の民宿ながら、居酒屋やカラオケスペースもあり、バーベキューなども楽しめる「ハイビスカス」は昭和の雰囲気を残した沖縄らしい宿だ。部屋にはテレビはなく、自然に囲まれた環境は、仲間や家族など大切な人とのんびりと過ごしたい人におすすめだ。
地元感ある静かな海までは徒歩数分で、マリンアクティビティも楽しめる、本当の沖縄の楽しみ方が凝縮されているような宿「ハイビスカス」を、ぜひ一度訪問されてはいかがでしょうか。
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