1992年に開業した大型老舗リゾートホテルだが、2010年7月に本館がリニューアルオープンし、生まれ変わった。客室は全303室用意され、琉球モダンをコンセプトにしたシンプルながら落ち着きが感じられる空間となっている。
部屋の構成は、ツインとモデレートルームがメインで35〜60平米のゆったりした広さをもつ。このようなリゾートホテルにはめずらしく、1人用のセミダブルルームもあり、レジャーにビジネスに多目的に使える都心部のシティホテルの様相である。
このホテルで一番気になるのは、やはりプール。屋外は4月下旬から10月までだが、屋内のプールは通年営業されている。しかも宿泊者は「無料」なのが嬉しい。
屋内ながら、ウオータースライダーやジャグジーなどもあり、大人も子供も楽しめる魅力的なプールだ。またフィットネスルームや、有料だが大浴場やサウナ、琉球エステなど、1日だけでは楽しみきれない充実な施設となっている。
また、お土産ショップや花屋や美容室、エントランスで朝のみ営業しており沖縄の特産品を販売する朝市など、街にでなくても一通りのものが揃う施設が充実している。
あまり街を歩く時間のないビジネスマンでも沖縄を楽しめる環境でレジャーはもちろんだが、ビジネスシーンでもおすすめできるホテルといえる。仕事ができるスペースやLAN回線などもあるのが嬉しい。
ホテル内の飲食店は7店舗もあり沖縄料理はもちろんのこと、中華やリストランテ、バーなどバリエーションも豊富。さらに、家族や団体などで楽しめるパーティールームもあり、気の合う仲間と楽しむための施設が充実している。
それと、このホテルの顔ともいえるエントランスの階下にあるアトリウムラウンジは、天井も高く、水と緑に囲まれた開放感あるラウンジで、シティーホテルクオリティのカフェが楽しめる。
施設の充実度合いや部屋の質感や広さなど、スペック的な魅力が高いホテルだが、さらにもうひとつ付け加えると、全室オーシャンビューの部屋から見えるサンセットがすばらしい絶景であることだ。
天気要因にも左右されるが、晴れていると東シナ海に沈む幻想的なサンセットが楽しめる。写真は本館6階の部屋だが、遮るものもなく、遠くに見える飛行機とサンセットが、沖縄旅行の思い出の一つになることは間違いないであろう。
沖縄本島には数多くのリゾートホテルがあるが、プライベートな旅行はもちろんのこと、コストパフォーマンス面からもビジネス使用の面からも、チェックしておくべきホテルと言える。
特に長期で沖縄に滞在する場合、ちょうど中間位置にあるため、北部にも南部にもアクセスしやすく、沖縄本島を楽しむにはベストポジションである。
また、最近オープンした沖縄最大級のショッピングモール「イオンモール沖縄ライカム」もラグナガーデンホテルから約7kmで近い。沖縄で多彩な要望に答えられるホテルとして、沖縄訪問の際は選択肢の一つとして検討をおすすめしたい。
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