湘南ビギナーにおススメ!茅ヶ崎のサザンなデートスポット5選

湘南ビギナーにおススメ!茅ヶ崎のサザンなデートスポット5選

更新日:2015/07/01 12:03

Naoyuki 金井のプロフィール写真 Naoyuki 金井 神社・グルメナビゲーター
日本のサーフィン発祥の地・茅ヶ崎は、サザンオールスターズ桑田佳祐さんの故郷として知られ、その景観は、『勝手にシンドバッド』や『チャコの海岸物語』など多くの歌に唄われ、人気のスポットになっています。
そこで今回は、多くの人気スポットのなかから、湘南デビューをされる方におススメのサザンなデートスポットをご紹介いたします。
茅ヶ崎での海水浴やドライブなど、二人の素敵なひと時をお過ごしください。

勝手にシンドバット

勝手にシンドバット

写真:Naoyuki 金井

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夏の海水浴シーズンに、海の家やイベントなどで大変盛り上がるビーチが『サザンビーチちがさき』。
1898年に開設された茅ヶ崎海水浴場の時代は、9代目市川團十郎を始めとする著名人の別荘などが多く、そうした有名人の遊び場でした。しかし、平成に入ってから海水浴客が減少傾向にあったことから、1999年にサザンオールスターズの知名度にあやかり、『サザンビーチちがさき』に改名した所、海水浴客も戻り始めたのです。

付近に住んでいた子供の頃の桑田佳祐さんが、このビーチに流れていた曲に魅了され音楽に目覚め、その思い出を込めて後に作られたのが、デビュー曲“勝手にシンドバット”です。
つまり『サザンビーチちがさき』は、現在の桑田ラブソングの原点と云われるサザンなスポットなのです。

そして現在、このビーチのシンボルとなっているのが“茅ヶ崎サザンC”で、2人で「C」の間に立つと「円」に結ばれることから、“縁結びの輪”と云われデートには外せません。
また、ビーチにある眺めの素敵な『サザンビーチカフェ』もオシャレスポットですから、江の島を見ながら「砂まじりの茅ヶ崎」に浸ってみてはいかがですか。

チャコの海岸物語

チャコの海岸物語

写真:Naoyuki 金井

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今や茅ヶ崎の名所と云われるのが『えぼし岩』で、その誕生は300万〜600万年前と云われています。
このえぼし岩は、江戸時代に絶好の漁場として脚光を浴びたのが最初で、戦後は、米軍の射撃訓練の標的にされ、あわや消滅の危機に瀕しました。
そして、サザンオールスターズの名曲“チャコの海岸物語”で歌われたことから、再び脚光を浴びることになり、市では、マンホールの蓋や車止め、市役所のモニュメントなどにえぼし岩を使用しています。

1枚目の写真のCの中央に見えるえぼし岩は、歌詞通り遠くに見えるのですが、折角なので間近で見るのはいかがでしょうか。
今までは、釣り人用の渡し舟しかなかったのですが、現在は“えぼし岩周遊船”でお手軽に近づくことができるのです。
毎日午前中だけ3便出航していますが、天気によって欠航もあるので要注意です。
えぼし岩一周約40分の船旅ですが、普段見られないえぼし岩の裏側や海上からの江の島、そして運が良ければ、えぼし岩越しの富士山も見ることができるでしょう。

海と空のブルーに浮かび上がるえぼし岩を見ながら、「恋する物語」を語ってみてはいかがですか。

いとしのエリー

いとしのエリー

写真:Naoyuki 金井

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“ELLIE MY LOVE”と歌詞の書かれたテラスの壁が印象的なのが、2014年に開業した知る人ぞ知る店『サザンカンフォート』。
サザンビーチ前というロケーションで、サザン大好きオーナー故に、店内はサザンで溢れています。
えぼし岩を見ながら過ごすテラス席と、サザンオールスターズの写真やグッズに囲まれている店内があり、いずれもサザンのBGMが盛り上げるダイニングバーです。

ランチタイムは、限定10食のサーロインステーキ丼を始め珠玉の逸品が揃っており、ロケーションで売る店舗にありがちな手抜き料理ではなく、かなり美味なランチです。
ディナータイムは、新鮮野菜を豚バラ肉で巻き焼き上げる“野菜巻き”が人気で、勿論、生パスタやイタリアンライスもご機嫌です。
また、アルコールが飲めるのであれば、チェリー味で女性にお勧めのカクテル“いとしのエリー”や、焼酎ベースのカクテル“涙のキッス”など、サザンの名曲のタイトルがついたサザンカクテルが超おススメです。

サザンファンは勿論のこと、ファンでなくてもその雰囲気と絶品のグルメで「So Sweet」な気分になれるでしょう。

希望の轍

希望の轍

写真:Naoyuki 金井

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海を楽しんだら次は街に繰り出しましょう。
ビーチから茅ヶ崎駅に向かうには、何本かの並行した通りがあり、そのうちの一つが昔ながらの商店街である『サザン通り商店街』です。

並行する“加山雄三通り”にあやかって、サザン人気と共に改名した桑田さん頼みの商店街なのですが、単に人気取りのために改名したのではありません。
この商店街には、桑田さんが学生当時の所縁の方のお店や、子供時代に良く来ていた本屋、そしてサザンの名曲をモチーフとしたお菓子屋、更に結婚される際に指輪を買われた時計屋などがあります。
当時のエピソードを語ってくれる店主もいらっしゃいますので、運が良ければ貴重な話を聞くことができるかもしれません。

そして商店街のシンボルが“茅ヶ崎サザン神社”です。
完全に商店街の“ノリ”で作った神社で、桑田さんの子供の頃の写真や所縁の方たちの寄せ書きなどがあり、サザンこそ商売繁盛、文字通り商店街の“希望の轍”なのです。

デートスポットとしては、やはり桑田ラブソングのご利益があるので、当たるも八卦、当たらぬも八卦、「夢を乗せて」ノリで縁結び祈願をしておきましょう。

HOTEL PACIFIC

HOTEL PACIFIC

写真:Naoyuki 金井

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“加山雄三通り”や“サザン通り商店街”と並行した通りの一つに“ラチエン通り”があります。

ラチエン通りは、国道1号線と海岸の国道134号を南北に結ぶ道で、昭和7年にドイツ人貿易商のルドルフ・ラチエンが通り沿いに大きな別荘を作ったことから通り名となりました。
サザンの名曲“ラチエン通りのシスター”ですっかり有名になり、同じく名曲「HOTEL PACIFIC」のモデルであり、かつての茅ヶ崎のシンボルだったパシフィックホテル茅ヶ崎があった通りでもあるのです。

そのラチエン通りにあるのが『ラチエンスムージー』。
ハワイに滞在していたオーナーが、ハワイスタイルの本格メニューを提供したいと、旬の素材やスーパーフードを使ったスムージーとアサイーボウルを提供する、今人気上昇中のお店です。
月限定のスムージーや、1日10食限定のピタヤボウルなどもおススメで、南国の味と香りのトロピカルで健康的な風を運んでくれます。

イートインもできますが、ここは「輝く太陽」を浴びながら、スムージーを片手にラチエン通りを散歩して、パシフィックホテル跡付近で茅ヶ崎の熱い風を感じてみましょう。

最後に、、、波乗りジョニー

サザンオールスターズ、桑田さんの故郷・茅ヶ崎はいかがですか!
青く美しく輝いている湘南の海と空のもと、サザンの名曲に乗って楽しんでみてください。きっと二人の良い思い出を作ることができるでしょう。
サーフィン発祥の地茅ヶ崎で「青い渚を走り」、恋の季節をいっぱい楽しんで下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/30 訪問

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