写真:やま かづ
地図を見る日本人旅行者にとって、香港の「雲呑麺(ワンタンミン)」は、B級グルメ必食中の必食メニューです。
ぷりっぷりのエビが詰まったワンタンは、日本のそれとは比べものにならないほど存在感があります。また、小麦粉と卵でつくった黄色くて細い縮れ麺は固めの食感で、これがまた、たまらなくいいんです。
B級グルメに分類するには余りにも「雲呑麺」に失礼!ということで、高級中華料理店ではさらに材料を厳選、手間暇かけてA級グルメにアップグレードしているところもあるほどです。
店舗:南記粉麺店
住所:北角渣華道78号地下
写真:やま かづ
地図を見る「米粉(マイファン)」とはお米でつくった麺、ビーフンのことです。また、「水餃(ソイガウ)」はスープで食べる蒸し餃子のことです。餃子は日本のような豚ミンチが中心ではなく、あくまでも主役はタケノコ、ニラなどの野菜類で、お店により小エビなどが入っていることもあります。
お米の麺と野菜中心の餃子、「水餃米粉(ソイガウ・マイファン)」は肉やその油脂が少ないのでとってもヘルシー。でも、ビーフンなので食後の満足感はバッチリ!
脂っこい食事が続いた後の一食にお勧めです。
店舗:何標記麺粥店
住所:旺角上海街163号地下
写真:やま かづ
地図を見る「魚蛋河(ユーダンホ)」は、日本の麺でいえば、カマボコがのっているうどんのようなものでしょうか。
「魚蛋(ユーダン)」とは魚のすり身の練り物を固めた「つみれ」ですが、日本のカマボコよりもしっかりと味がついていますので、単品でもおやつとして食べられています。また、日本のきしめんのような米粉の平打ち麺を「河(ホ)」といいます。
ボリュームも味つけも「魚蛋」の存在感があり過ぎで、麺とスープはかなり控えめな存在になっています。「魚のつみれ」を「おかず」にしながら麺とスープを楽しむ、そんな食べ方はいかがですか?
店舗:好好運粥麺専家
住所:旺角上海街140号地下
写真:やま かづ
地図を見る湯がいた細麺にチャーシューやワンタン、餃子などの具材がトッピングされて、スープと一緒にサービスされます。
そんな「撈麺(ロウミン)」のトッピングにぴったりなのは何といっても牛肉でしょうか。濃い目の味つけで、縮れ麺とあえながら食べるには一番です。別皿でサービスされたスープは、少しずつかけながら食べても、つけ麺として浸しながら食べても、もちろん、そのまま飲んでもOKです。
食べ方いろいろ、ルールなんてありません。お好みでどうぞ。
店舗:羅富記粥麺専家
住所:皇后大道144号地下
写真:やま かづ
地図を見る卵や海鮮をふんだんに使った「揚州炒麺(ヤンチャウ・チャウミン)は見た目も豪華で食べごたえがあります。しかし、実は「豉油皇炒麺(チーヤウファン・チャウミン)」のほうが香港人の間では人気があります。
使っている具材は主にモヤシとネギ、そして、特製しょうゆで味つけしただけの焼きそばです。シンプルなだけに素材の旨みをぎゅっと凝縮したあっさり味で、不思議なことに食がどんどん進みます。
店舗:正斗粥麺専家
住所:中環徳輔道21−23号(国際金融商場3F)
B級グルメといわれる麺料理、基本的には「麺粥専家」と呼ばれる専門店で食べるのが一般的です。
大通りから1〜2本入った裏通りにある、それらの「麺粥専家」は一見入りにくそうな店構えですが、勇気を出して一歩を踏み入れましょう。その一歩があなたの麺魂に火をつけることは間違いありません。
こんなにバリエーションが豊富でウマい麺料理。香港で食べなきゃ、どこで食べますか?
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(2024/4/23更新)
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