楊貴妃も愛した生ライチが食べ放題！台湾・ライチ狩りの旬は６～７月！

更新日：2018/07/23 11:58

日本で食べるライチは、冷凍が多いため、水っぽく甘さも控えめ。しかし、生のライチはまったく違います！食べごたえ抜群のプリップリの果肉とあま～い果汁をほうばったら生ライチのとりこになること間違いなし。
美容効果も高く、世界三大美女の一人、楊貴妃も愛したと言われるライチ。日本から近い台湾で生ライチを好きなだけ食べる旅に出掛けませんか？

ライチの旬は短く６月上旬～７月上旬の約1か月

写真：浮き草ゆきんこ

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台湾のライチは、台中、高雄などにライチ農園があり、ライチが採れる時期は5月中旬から7月下旬と言われています。しかし、一番うれたおいしいライチが食べられる時期は、6月上旬から7月上旬。この時期に台湾に行く人は、市場やスーパーでぜひライチを購入し、食べてみてください。あま～くみずみずしい果肉に手が止まらなくなるはず。それくらい旬のライチはおいしいです。

もっとおいしいライチを食べたいという人におススメなのが、観光農園でのライチ狩り。もぎたてライチのみずみずしさと甘さは、極上の極み。あの楊貴妃も愛したというのもうなずけるはず。

ライチはおいしいだけではありません！女性が憧れる美肌作りにも効果てきめんの果物なんです。美肌に必須のビタミンＣ、ビタミンＢが豊富で、特に最近、妊娠をめざす女性に注目されている葉酸の含有量は、キウイフルーツやオレンジの3倍も！おいしくて美肌作りにも一役買うとなったら旬のライチを食べないわけにはいきません！

ライチの採り方、食べ方

写真：浮き草ゆきんこ

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台北市内には残念ながらライチ農園はありません。ですが、台湾新幹線で30分のところにある新竹市近郊にいくつかのライチ農園があるので、台北から日帰りで行くことができます。

ライチ農園に着いたら50元～100元の入場料を払い、あとは採って食べるだけ。入場料の違いは、ライチの品種にあります。6月初めころは黒葉が熟し、糯米、桂味、最後に玉荷包が熟します。どのライチもおいしいですが、熟す順番と甘さの順番が比例しているのが面白いところ。最後に熟す玉荷包は、糖度が高く、種も小さいため、食べごたえ抜群！ライチ通の人は6月下旬から7月上旬の玉荷包を狙って行く人も多いくらいです。

さて、ライチの採り方をここでレクチャーしましょう。実だけ採ってしまいがちですが、枝から折るのが基本。そして、ライチの実をしっかり持って、枝を横に倒すとするっとむけます。むいている途中から果汁があふれるほど出てくるので、こぼさないように吸い付きましょう！プリップリの果肉と溢れんばかりの果汁が口の中いっぱいに広がり、極上の時間。果肉の中心にある種は、その辺に捨ててＯＫ。農園公認なので、ご心配なく。

時間無制限の食べ放題、採り放題！

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台湾のライチ狩りのうれしいところは、時間無制限、食べ放題、採り放題のところ。時間を気にせず、ゆっくり心ゆくまでライチを堪能できます。

しかし、さすがに食べ放題といっても限界がありますよね。そんなときはお持ち帰りしましょう。入場料を払ったところでビニール袋をもらえるので、そのビニール袋に買いたい分だけ詰め込んでいきます。生もののため日本に持ち帰ることはできませんが、ホテルの冷蔵庫にいれておいて、お風呂上りに食べてみてください。ひんやりしたライチはまた格別の味わい。

ライチの種類によって値段は変わりますが、600ｇ50元～で購入できます。帰りに計ってもらいましょう。自分で採るのもいいですが、ちょっと少なめに持って行って、もうちょっと足して欲しいというとすでに収穫してあるライチを入れてくれます。このライチは木の上にある、はしごを使わないと収穫できないライチ。太陽の日差しをいっぱいに浴びたおいしいライチを追加してくれるので、お得です。

台北からの行き方

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台北から新竹市へは台湾新幹線が便利。日本と同じ車両を使っているため乗り心地も抜群、しかも、約30分で到着します。値段も1000円前後ととってもお得。しかし、もうちょっと安く行きたいという人におススメなのが、全席指定の特急列車（自強号）。約1時間、600円くらいで行くことができます。さらに安くいくのであれば、急行列車、快速電車、普通電車とありますが、時間がかかりあまりおススメはしません。

到着する駅は、新竹駅と同じ駅名ですが、場所が違います。ライチ農園に2人で行くのであれば、在来線の新竹駅のほうがライチ農園に近く、バスも出ているので便利。3人以上であればタクシー利用のほうがスムーズにアクセスできるので、どちらの駅でも便利です。

新竹駅からライチ農園への行き方

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新幹線の新竹駅からはタクシーのみのアクセスになります。在来線の新竹駅からは、駅前の中華大学行きのバスに乗り、｢韭菜坑」というバス停で下車。徒歩数分で「徳聲観光果園」という筆者おススメの農園に到着します。

「徳聲観光果園」は毎年6月下旬から２～３週間しかあいていないため、それ以外のときにライチ狩りに行きたい場合は「春記休聞農場」がいいでしょう。比較的長い期間、ライチ狩りを楽しむことができます。

ライチ狩りの必需品

台湾の6月～７月はすでに35度を超える日々が続きます。あまり日かげのない農園内の体感温度は35度以上！日差しが強くとても暑いです。ライチ狩り農園に行く際に持って行った方がいいものを列記します。

・日除けの帽子
・水
・軍手（素手で採るのに抵抗がある人）
・ウェットティッシュ（ライチを食べた後はベタベタします）
・首からかけられるタオル（大量の汗をかきます）
・エコバック（ライチ持ち帰り用）

大量の汗をかいてダイエット効果、ビタミンたっぷりのライチを食べて美肌をゲット！女性にはたまらないライチ狩り！行くなら6月です！