あなたの知らない浅草寺!スタートはここから!10倍楽しむご利益いっぱい浅草観音参り

あなたの知らない浅草寺!スタートはここから!10倍楽しむご利益いっぱい浅草観音参り

更新日:2013/04/19 16:10

スカイツリー人気と共に数多くの方が訪れる浅草寺。観光BOOKには紹介されていない沢山の魅力がまだまだいっぱい!

そんな隠れた魅力のスポットをご紹介。浅草寺のお楽しみは仲見世や人力車だけじゃない!ちょっぴり友達にも自慢できる旅の思い出を作ろう!

昔も今もおまいりのスタートは駒形堂から!

昔も今もおまいりのスタートは駒形堂から!
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浅草寺は飛鳥時代628年の3月18日の朝、檜前浜成・竹成という兄弟が隅田川で漁をしていた時にかかった一体の仏像(ご本尊・聖観音菩薩)をこの地の長、土師中知が自宅で供養をしたのが始まりといわれている、東京の中で最古のお寺さんです。

江戸時代のお参りは、駒形堂から始まっていたと言われています。駒形堂とは、雷門から東へ行った場所にある隅田川のほとりに建つお堂で、当時は近くに舟着場があることから大変賑わっていたとのこと。当然、いまのように地下鉄は走っていませんから、参拝客の多くは舟で来ており、まずこちらでお参りしてから本堂(観音堂)へと向かっていたそうです

そんな歴史ある駒形堂のお堂の中をのぞいてみると、檜前兄弟が舟に乗ってまさにご本尊を見つけて引き上げる姿が!
ちょっとこの姿は感動ですよ。そして、その脇にかかる駒形橋から川を見ると、目の前には大迫力のスカイツリー。駒形堂に行ったときは、忘れちゃいけない絶景です!



まずはこの駒形堂で参拝をしてから雷門へ向かいましょう!

何気なく通り過ぎてしまう雷門・宝蔵門・二天門にもこんなものが!

何気なく通り過ぎてしまう雷門・宝蔵門・二天門にもこんなものが!

松下幸之助氏が寄進した風神・雷神の雷門を抜けて仲見世を通過すると、まさに浅草と言うべき歴史的な景色に出会うことが出来ます。普段は非公開ですが伝法院のお庭の入り口を通過すると、二尊仏が現れます。その先には07年に改修工事を終えた、見た目に美しい宝蔵門があり、あうんの呼吸の語源となる阿形・吽形の金剛力士像が置かれています。

そして東側に構える二天門を忘れずに見ていただきたいのは持国天・増長天の眼力のすごさです。目に入れられた水晶やガラスの玉眼の美しさには、思わず吸い込まれそうになるほどの力強いエネルギーを感じられました。 

浅草寺は戦災でほとんどのものが焼けてしまいました。ですからのちに再建されたものが多いわけです。これも信徒さんや富裕層の方や企業の力により現在の姿になったもので、例えば雷門の大提灯にも松下電器産業の名が入っています。きっと1つぐらいはパナソニックの電化製品って買ったことがありますよね。なんだかちょっと浅草寺が身近に感じられた気がしました。ちなみにこの大提灯は、三社祭と台風の時にだけ畳まれてしまうそうです。

そして本堂でお参りをする前に、皆さんがお清めに立ち寄るお水舎には、この写真にある圧倒的な存在感を持つ沙竭羅(さから)龍王像が構えています。この沙竭羅龍王像は「智恵子抄」の高村光太郎氏の父高村光雲作というのは、とても有名な話なのですが・・。
実はこれ、レプリカなんだそうです。

では本物の沙竭羅龍王像は?というと、これは普段は宝物殿に保存されていて見ることができないようです。

未公開の「伝法院」にも入るチャンスが!

未公開の「伝法院」にも入るチャンスが!

先ほど書いたように普段、伝法院の庭は非公開で入ることが出来ないのですが、ある時期だけ開放することがあります。それが、ちょうどいまなのです。現在「大絵馬寺宝展と庭園拝観」が開催中(2013,3,21〜2013,5,7)本物の沙竭羅龍王像や数々の奉納された額絵などが見れますので、浅草寺のホームページでのチェックしてみてください。

ここ伝法院は、浅草寺の本坊であり約3,700坪の庭園をもち、2011年には国の名勝にも指定された由緒正しき場所ですので、中に入ればきっと優雅な気持ちに浸れるでしょう。

ご利益がもらえそうな「舞」は年に数回!

ご利益がもらえそうな「舞」は年に数回!
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浅草寺は「寺辺に天空から金龍が舞い降り、一夜にして千株の松林ができた」といういわれがあり「金龍山」という名がついています。それにちなんだ「金龍の舞」が3月18日示現会・10月18日菊供養会・11月3日境内にて行われます。

ほかにも白鷺の舞が4月第2日曜日・5月三社祭・11月3日。2月節分会と11月3日には七福神の舞。5月5日には宝の舞と「舞」に出会えるチャンスは年に数回あります!

金龍に頭を触れられた参拝者は、金運がアップすると言われているので、ぜひこの時にお出かけすることをオススメします。

おじいちゃん、おばあちゃんから小さな子供たちにも人気のスポット!一番の強力なパワースポットは?

おじいちゃん、おばあちゃんから小さな子供たちにも人気のスポット!一番の強力なパワースポットは?

本堂裏の広場には、九代目市川團十郎の像や、童謡「鳩ポッポ」など、いろんな場所に石碑や石像を見ることができます。とくに写真のような子供の目線じゃないと気づきにくい場所にも、不意に目玉親父が隠れていたり、いろんなアニメキャラクターも置かれていますので、親子で行っても浅草寺の境内は、さまざまな見どころが隠されていて、飽きることはありません。

そのほか自分の干支のご本尊が探せる「影向堂」や寛永通宝が埋められている商売繁盛を祈願する「銭塚地蔵堂」。ここにはカンカン地蔵という石碑があります。本来は大日如来の姿であったと伝えられていますが、地震や火災に遭って頭・手・足などその形を存しないちょっと怖い感じな姿になりましたが石で打つと「カンカン」っていう音がすることからカンカン地蔵さんと言われ 皆さん熱心にカンカンと音を鳴らせています。

最後のご紹介になりました本堂ですが、ここにこそ隠れたパワースポットが!皆さんはきっとお賽銭箱の前あたりの外陣からお参りをされていると思いますが、実はこの中の内陣の裏側にこそ、裏観音といわれる聖観世音菩薩立像があるのです。お休みには大変な賑わいの浅草寺界隈ではありますが、ここは別の世界に来てしまったかのような静寂とパワーを感じますよ。誰でも入ることができますのでお忘れなく!

いかがでしたか?一度は行かれた事がある方も多いかと思う浅草寺ですが、本堂で参拝して通過してしまうにはもったいない!

スカイツリーからも徒歩圏内です。
浅草寺の魅力を感じてたくさんのご利益をいただいちゃいましょう!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/03/18−2013/03/21 訪問

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