ザッツ沖縄スロータイム。神々が住むといわれる浜比嘉島でスピリチュアルなちゅらしまの休日を楽しむ

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ザッツ沖縄スロータイム。神々が住むといわれる浜比嘉島でスピリチュアルなちゅらしまの休日を楽しむ

ザッツ沖縄スロータイム。神々が住むといわれる浜比嘉島でスピリチュアルなちゅらしまの休日を楽しむ

更新日:2013/05/16 17:09

南の楽園、沖縄。
沖縄ステイの中でもまだ知られざる美しいスポットへ私、苺子がご案内。
神々の住む島といわれる浜比嘉島。
神話が残る島を歩き、神秘的な清々しいパワーを全身で浴びてみよう!

神々の住む島へと続く海中道路は果てしなく続く、まさに天国への道に見える絶景スポット!

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その日の午前中は、日本の青い洞窟と呼ばれる真栄田岬でシュノーケルを楽しみ、お昼に沖縄らしいタコライス、おまけにブルーシールのちんすこうアイスを食べて、うるまから浜比嘉島入りすることにしました。

延々とまっすぐ続く海中道路は、以前は干ばつ時は陸になる海だったところに架かった橋です。
勝連半島から平安座島まで4.7qにも及び、海を突っ切るようにまっすぐ伸びるこの海中道路は地元の人もお勧めするビュースポットで、今までに走ったことのない爽快感が味わえる道路。
橋の左右には沖縄らしい青い海が遠浅でまっすぐに伸び、水上パラグライダーを楽しむ人の姿もちらほら。
透明度もあるのでしょう。エメラルドグリーンの絶景が360度広がっています。

沖縄を作ったといわれる神話の男女神、アマミチュー・シルミチューの足跡をたどってみる。

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海中道路を渡り平安座島へ渡ったら、またすぐに折れ、浜比嘉島へ渡ります。
浜比嘉島には浜地区、比嘉地区の二つの集落があり、観光地ではないため島内の移動経路も整っていません。
民家の間を進み、道なき道は歩く、そんな感じの静かな島です。

なぜここに私が向かったのかと言うと、ここ浜比嘉島は「神々が住む島」と呼ばれるゆえんの、アマミチューとシルミチューという男女の神による琉球開闢(かいびゃく)神話≠ノまつわるスポットが多数点在しているからです。

まず、浜比嘉島に渡りすぐに行くことができるのが、「アマミチューのお墓」がある小島。
美しい亀甲模様の石畳で続く歩道を進むと、不可解なバランスで立っている岩が目印です。
ね、もうすでに不思議な世界に足を踏み入れたようですよね?
お墓は祠のようになっており、沖縄にはこうした神聖な祭事を執り行う御獄(うたき)≠ニ呼ばれる場所がたくさん残されていて、スピリチュアルなスポットとして静かに注目を集めているんです。

神々の伝説が残るスポットに言葉にできない迫力を感じ、ただただ呆然と立ち尽くす・・・

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「シルミチュー霊場」の方は、民家の間を抜け険しい山道と100段ほどもある階段を上り鳥居をくぐった先にある洞窟状の御獄です。

車を駐車場に置き、歩く琉球のやんばる(山原)道。
色濃い緑と湿気を含んだ空気を進むうち、鳥肌が立つような神妙な雰囲気に私たちも口数少なくなってきました。
森の奥から、誰かが?何かが?じっと見つめているような視線を感じるのです・・・不思議ですね。
ここ、「シルミチュー霊場」はかなり大きな洞穴で、ここにアマミチューとシルミチューが住まい、子どもを授かった場所と言われることから子宝に恵まれる場所とも崇められているそうですよ。
現在でもノロと呼ばれる祝女(巫女のようなもの?)が霊場に海の石を捧げたりと神事も行われています。

ちなみに町の指定文化財になってますので、むやみに扉に触れたり中を覗いたりはできません。
信仰の深い信者さんが足繁く通う神聖な場所なので、マナーを守り静かに参拝してくださいね。

風の匂い、森の囁き、海の唄。ここはすべてが違う、とびきりの精錬された空気を吸う。

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霊場から降りていく途中にロッジがあり、オーナーのおじさんが200円だったかでガイドをしてくださると看板にあったので、お願いしました。

「シルミチュー霊場」の伝説を聞きながら、神秘的な深い森を歩いていきます。
ミルク門と呼ばれるこの不思議な岩と岩の重なった御獄(うたき)は、すーっと風がラナイ(天国)から吹くというまたまた不思議な場所。
岩には人のような影が浮かび上がり、神の姿と信仰されているとか・・・
くぐると沖縄でありながら、涼しい風が吹き込み、確かに何か感じるような気も?

自然の大きな腕に包まれた中で、琉球の始まりを学びながら、自分の中のひずみも濾過されていくような、そんな清々しさがある森です。
展望台に上ると、ここ浜比嘉島が一望でき、まだ観光地として手が入らない、神話に包まれたこの美しい島にうっとりと腰を落ち着けたくなります。

ガイドのおじさんのお店でいただくアイスコーヒーとラジオから流れる沖縄ミュージックで癒される。

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すっかり森と神話に魅せられながら山を降りたら、なんと帰りにはガイドのおじさんのお店でソフトドリンクのサービスがあると言うではないですか。
実際にはガイド料と言いつつもこのドリンク代を差し引けば案内は無料。
完全におじさんの趣味で旅人に伝説を伝えているのかもしれません・・・。

私達にアイスコーヒーと灰皿を出すと、おじさんはいなくなってしまいました。
残された私たち、ぼけーっと目の前に続く森と神秘の岩々をただただ見つめます。
時間がゆ〜っくり流れていくのに身を任せます。
ラジオから流れる沖縄ミュージック。

――ああ時計なんかいらない。携帯電話なんかいらない。

そう思えるひととき、心がスーッと軽くなるような時間を過ごせるスロータイム。
ここ浜比嘉のやんばるには今も神さまがいて、村人を守り自然を慈しんでいるのかもしれません。
そうとしか思えないほどの圧倒される緑の美しさ、海の美しさ、風の心地よさがありましたから・・・

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/05/26−2012/05/28 訪問

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