カリフォルニアのアンティーク雑貨天国「オレンジ・オールドタウン」

カリフォルニアのアンティーク雑貨天国「オレンジ・オールドタウン」

更新日:2015/06/12 11:25

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 地方移住ブロガー
アメリカではアンティーク人気真っ盛り。各地で最低でも月に1回は蚤の市が開かれるのは当たり前で、お宝探しも老若男女入り乱れての大盛況です。
しかし、街の中心地が一年を通じて丸ごとアンティーク雑貨地帯、なんて所はあまりお目にかかれません。

ディズニー・カリフォルニアからも車でたったの10分。とんでもないお宝が見つかるかもしれない“行かなきゃ損”なホットスポット「オレンジ・オールドタウン」をご紹介!

南カリフォルニア最大!「アンティークの首都」と呼ばれる街

南カリフォルニア最大!「アンティークの首都」と呼ばれる街

写真:藤谷 愛

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オレンジ・カウンティーにあるその名も「オレンジ市」(町のロゴはもちろんオレンジ!)の中心、約1.6平方キロメートルはアンティーク・ショップがズラリと並ぶエリア。この地域は「オレンジ・オールドタウン」と呼ばれ、全米でも知られるアンティークの首都です。
このエリアの中心「プラザ・スクエア・パーク」はラウンドアバウトになっており、ここから四方に分かれる道それぞれにアンティーク・モールやショップが軒を連ねています。

100以上のディーラーが入る巨大アンティーク・モール

100以上のディーラーが入る巨大アンティーク・モール

写真:藤谷 愛

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オレンジにはとにかく巨大なアンティーク・モール(以下、モール)が多いのですが、それぞれに100以上は入っています。

そもそも、モールとは、個人ディーラーがモール内に場所(もしくは棚)を借り、売買をモールに委託する、というシステムをとっている建物のこと。
コレクションの多少にかかわらず、売り手は売り場所を確保でき、買い手には効率よく商品を一か所で見て回ることができる、という魅力があります。
商品の値付けもディーラー次第なので、同じ商品があっても、値段が違うこともしばしば。とにかくおいてある商品の数が尋常ではないので、モール内は時間をとってじっくり見る必要があります。

趣向を凝らしたモールのインテリアも必見!

趣向を凝らしたモールのインテリアも必見!

写真:藤谷 愛

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モールにはそのオーナーの趣向が色濃く出ます。内装を凝った作りにしている、という点では「カントリー・ロード・アンティーク」がお勧め。

各ブースを一つのお部屋に見立てて、商品を陳列しています。店名にもあるようにアメリカン・カントリーの雰囲気をイメージしているお部屋が多いですが、リネン、ガーデングッズ、ライトに特化したお店など様々です。

「日本に帰国したら、部屋をこういう風にアレンジしよう」「ガーデンのリフォームをしよう」などインスピレーションが次々と湧いてくるようなお店です。

毎月第二土曜日の蚤の市は要チェック!

毎月第二土曜日の蚤の市は要チェック!

写真:藤谷 愛

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アンティーク雑貨ファンなら、オールド・タウンの中心にある駐車場で行われる、月1回の蚤の市を逃してはなりません。ここではモールよりもさらに安い値段でオールド・パイレックスやファイヤー・キングなどのアメリカン・ビンテージ雑貨を買うことができます。

もちろん、ロサンゼルスやトーランスエリアでもアンティークマーケットはありますが、オレンジの値段は格安です。

また、アンティーク雑貨を活かしたクリエイティブな商品も必見。
メイソンジャーをランプにしたものや(電源はソーラー!)、使えなくなったトースターに多肉植物を植え込んだ置物など、日本ではあまり見ることのできないオシャレなアイデア雑貨が満載です。

歩き疲れたら、地元で大人気のカフェでブランチを

歩き疲れたら、地元で大人気のカフェでブランチを

写真:藤谷 愛

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蚤の市は朝7時から始まり、ほとんどのモールは10時開店なので、午前中の買い物が終わったら11時くらいにブランチをとりましょう。お勧めは地元で大人気の「フィリング・ステーション・カフェ」。このお店はいつも長蛇の列なので、12時を回ると待つこと必至。

食事はメキシカンとアメリカンどちらもあります。
お勧めはメキシカン・ピザとも呼ばれる「ケサディラ」。日本ではなかなか目にしないメニューで、中には半熟のスクランブルエッグと共に、タマネギ、マッシュルーム、パプリカ、黒豆などの野菜が入っていて、ソースはサルサ、ワカモレとサワークリーム。朝食やブランチにはもってこいの一品です。

どのメニューも物凄いボリュームで、二人でシェアしてもちょうどよいくらい。
でも、残っても大丈夫。「To go, please(トゥ・ゴー・プリーズ)」と言って、お持ち帰りにしてもらいましょう。

アンティークやビンテージの雑貨にどっぷり浸れる街

今回紹介したのは、雑貨が中心でしたが、もちろん、アンティークのアクセサリーや時計のお店、ビンテージの洋服屋さんも軒を連ねています。雑貨好きでなくても、必ずお気に入りのお店があるはず。雑貨ファンなら最低でも半日の時間を見ておいた方がよいでしょう。

アンティーク雑貨との出会いは一期一会。気に入った商品が見つかったら、ぜひ記念に日本に連れて帰って下さいね。

掲載内容は執筆時点のものです。

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