写真:Hiroko Oji
地図を見るバス停は町の北にあり、中心部まで徒歩10分ほどのクランスカ・ゴラの町。周囲にはスロベニアの国旗にも取り入れられている国のシンボル的なトリグラフ山を始めとする岩山が聳え、緑の牧草地に囲まれています。お花で飾られた伝統的な木造の民家が建ち並ぶ町並みを歩いているだけでも、心が和みます。
ホテルやレストラン、お土産物屋も多数。広い駐車場も完備です。中心部の広場に面してインフォがありますので、ここで地図をもらってハイキングにお出かけするのが良いでしょう。
冬はスキーのゲレンデとなる牧草地を抜けて、隣村まで長閑で素晴らしい風景の中をのんびり歩くことができますよ。また、キャンプ場も町外れにあり、たくさんのキャンピングカーやテントが見られます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るポドコレンの村は、クランスカ・ゴラの北側から西へ、1時間もかからないところにあり、ハイキングで訪れるのにちょうどよい村です。
途中、キャンプ場や羊が放牧される牧草地、お花が咲き乱れる平坦な道をのんびり歩いていくことができるのも嬉しいところ。
村は古い歴史を持ち、昔はアルプスの交通の要所でもあった所で、村外れには今は使われていない鉄道駅舎が残っています。お花や壁絵で装飾された木造の民家が建ち並び、ホテルやレストランもありますが、とてもこじんまりしています。村の中を小川が流れ、心地よい水の流れる音も心癒してくれることでしょう。聖アンデレ教会はゴシック様式で建てられ、村のシンボル的存在になっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るポドコレンの村からさらに西へ1.5キロメートルほど歩いたところにあるのが、ゼレンツィの泉。ラテチェ方面へ車道を歩くと左側に表示が出てきますが、ここではせっかくなので、ポドコレンの村から車道を越えて湿地帯に入り、サイクリングロードもある牧草地帯の中を歩いていくことをお勧めします。お花が咲き乱れ、岩山を左前方に見ながらのハイキングです。
サイクリングロードからも右手に表示が出てきますので、表示に従って泉へ向かいましょう。林の中を進み、5分ほどで開けたところに出ると、そこがゼレンツィの泉!鴨が集団で水面に浮かび、澄み切った水の中にはたくさんのお魚がスイスイ!畔には、木造の櫓が建っていますので、階段を上ってみてくださいな。6畳ほどのスペースですが、ここから泉を見下ろすと素敵な眺めが楽しめます。
トリグラフ山をはじめとする岩山が後方に控え、緑に囲まれた物静かな風景の中でのんびりとしたひととき。畔の木道に座り込んで、水の中に足を浸して疲れた体を労わってあげるのもいいかもしれません。
写真:Hiroko Oji
地図を見るクランスカ・ゴラの町の南側を流れるピシュニツァ川沿いに、これも1時間もかからずに歩いていくことができるのがヤスナ湖。
ヤスナ湖は二つの川、ヴェリキ・ピシュニツァ川とマラ・ピシュニツァ川が合流する地点にあり、半円形の池が二つ連なったような形の湖です。入口には2本の角を持つシュタインボックの像が立ち、澄んだ湖面には周囲の山並みが映り、その上を優雅に滑るように泳ぐ鴨の群れ。。。それはそれは美しいの一言に尽きます。澄んだ水の中を泳ぐたくさんのお魚、湖畔の情緒ある建物、背後のトリグラフ山などの岩山の眺めも素晴らしく、ここでの数時間、あっという間に時は流れていきます。
ヤスナ湖畔にもホテルやレストランがありますので、こちらで宿泊するのもよいかもしれません。
写真:Hiroko Oji
地図を見るクランスカ・ゴラからサバ川に沿って東へ向かうと、バスでも寄ることができる小さな村々が点在しています。
緑で囲まれ、背後には岩山が聳え、お花畑の中をのんびり気の向くまま歩き回り、疲れたら数少ないけれどホテル・レストランで休憩する。。。
時間を気にせず、わがまま歩きが楽しめることに違いありません。
風光明媚なクランスカ・ゴラ!夏冬を問わず、その美しい自然の中で、心ゆくまでのんびりと過ごしていただきたい所です。オーストリアやイタリアからもアクセスしやすい所ですので、ぜひお出かけになってみてくださいね。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -