写真:鮎川 キオラ
地図を見る奥塩原新湯温泉は、塩原十一湯のひとつとして古くから親しまれてきました。塩原温泉郷の中で一番標高の高い場所にあり、「湯荘白樺」のすぐ裏手には、源泉が湧き出る硫黄山があります。そこから湧き出た天然温泉をそのまま湯船に引き込んでいるので鮮度抜群の湯あみが堪能できる宿です。
源泉は透明ですが、空気に触れると乳白色のにごり湯に変化します。こちらの泉質は、酸性の硫黄泉となります。血の巡りを良くして、身体の老廃物を排出する効果が期待できます。木のぬくもりが優しい内湯の檜風呂は、小さいながらのんびり気持ちよく入浴できます。でも、湯あたりしやすい泉質でもあるので、長湯は禁物ですよ。
【温泉情報】
泉質:硫黄泉 ph:2.6(酸性)
泉度:79.2度
湯船:男女別の内湯各1/混浴の露天風呂1
※混浴露天風呂の脱衣所は男女別、女性専用時間有、タオルを巻いて入浴可。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る成分の濃い新鮮な天然温泉だけでなく、この宿の名物が、温泉成分をたっぷり含んだ湯泥です。内湯の洗い場に、バケツ山盛りの湯泥が置いてあります。湯船で身体を充分温めてから、身体の悪いところに塗って3分間放置してから洗い流しましょう。温泉成分が浸透して悪いところの痛み等が和らぐと言われています。
どうして、湯泥があるのか?源泉を管理する特権としてタンクに溜まった泥を採取して、お客様に提供しているそうです。本来の湯泥はもう少し粘着性があるのですが、塗りやすいように温泉を少し混ぜているそうです。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るこちらの湯泥は、刺激が少ないので全身に塗って使用することができます。もちろん顔パックもできます。お肌が弱い方は、腕や足の内側のやわらかい箇所で試してみて、大丈夫そうなら顔パックも試してみることをおすすめします。
湯泥を塗ってからしばらくすると、表面が乾いてくるので、その時が洗い流すタイミングです。洗い流した後の感触は、洗顔した後のようなキメがシャキっと整った感覚です。硫黄泉の古い角質を取り除く効果と血の巡りがよくなる効果、そして酸性の引き締め効果と言えます。
こちらの源泉から汲み出した湯泥は、入浴中は使い放題です。その効能が気に入っったら1瓶千円でフロントで購入することもできます。
大地の贈り物と言える温泉。その成分をたっぷり含んだ湯泥パックでお肌がツルツルになったり、痛みが和らぐなんて不思議ですよね。全国的にも数少ない、天然泥パックを塩原温泉郷で体験してみませんか。
【湯泥パック利用時の注意】
1、湯泥には、微細粒の砂も含まれています。顔に塗る際は、目の周りを避けて塗るようにしましょう。洗い流す時も、砂が目に入らないように注意してくださいね。
2、湯泥パック後は、よく洗い流しましょう。肌に湯泥が残ったままになると、かゆくなる場合があります。
3、湯泥パックしながら湯船には入浴できません。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
栃木県へ行く旅行プラン
条件を指定して検索
(2024/4/26更新)
- 広告 -