走るカフェ!?スイーツ列車「フルーティアふくしま」で車窓を眺めながらティータイム

走るカフェ!?スイーツ列車「フルーティアふくしま」で車窓を眺めながらティータイム

更新日:2015/05/11 18:14

野山 苺摘のプロフィール写真 野山 苺摘 グルメライター、覆面調査員、推理イベント作家
フルーティアとは福島県産フルーツ等を使用したオリジナルタルトを味わいながら、優雅なティータイムを過ごすことのできるスイーツ列車です。2015年4月25日に登場し、郡山〜会津若松間を土日・祝日のみ運行中。走るカフェがテーマであるフルーティアのために開発されたスイーツを食べながら、車窓から見える福島の景色を満喫してみてはいかがでしょう?フルーティアを経由して喜多方ラーメンを食べにいく旅もオススメです。

フルーツ王国ふくしまのスイーツ列車

フルーツ王国ふくしまのスイーツ列車

写真:野山 苺摘

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2015年4月25日に、福島県の郡山駅から会津若松間を走るスイーツ列車「フルーティアふくしま」がデビューしました。磐越西線の端2両が走るカフェとなり、1号車はカフェカウンターとカウンターシート、2号車はテーブルがついたボックスシートになっています。

「フルーティア(FRUITEA)」という車両愛称は、社内で堪能するオリジナルスイーツに使用する「FRUIT(果物)」と、この列車の基本コンセプトである「カフェ」をイメージさせる「TEA(お茶)」を組み合わせて命名されたものです。車両のボディについているシンボルマークも、コンセプトがわかりやすいようにティーポットやフルーツがデザインされています。

ゆったりと景色を眺められるシート

ゆったりと景色を眺められるシート

写真:野山 苺摘

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「フルーティアふくしま」は、すべての座席を「スイーツセット」付きの旅行商品として販売しています。きっぷのみの販売はなく、2人掛けのボックスシートが4組、4人掛けのボックスシートが6組、1人掛けシートが4席用意されています。

イスは窓の方へむかって少し斜めに配置されているので、景色をゆっくりと眺めやすくなっています。

旬のフルーツを使用した限定スイーツ

旬のフルーツを使用した限定スイーツ

写真:野山 苺摘

「フルーティアふくしま」では、車内サービスを担当するアテンダントが乗車しており、福島県産フルーツ等を使用したオリジナルスイーツ2品とドリンク(ホットドリンクと福島あかつき桃ジュース)が提供されます。

提供されるスイーツは、創業90年のフルーツ専門店が母体のフルーツタルトショップ「ルヴェルジェ」がプロデュースしたものです。しかも、フルーティアのために開発したオリジナル限定スイーツが用意され、旬のフルーツを使用するため、季節によってメニューが異なります。

5月末までは「さちのか」という品種の苺がテーマとなっており、「福島県産さちのかのタルト」と「福島県産さちのかのショートケーキ」を食すことができます。甘味と酸味のバランスが良いさちのかがたっぷり乗せられたタルトは見ているだけでも幸せな気分になれる逸品。食べるのがもったいないほど美しく輝いています。

このスイーツ列車ではシーズンごとに旬の果物を使用したスイーツがテーマとなるので、5月末以降は、福島県産さくらんぼを使用したスイーツが提供される予定になっています。

1車両全体がカフェカウンターに!

1車両全体がカフェカウンターに!

写真:野山 苺摘

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1号車は車両全体にカウンターが広がっています。この場所ではアイスコーヒーやアイスティーをドリンクバーで自由に飲むことができ、フルーティア限定のオリジナルグッズの販売も行われています。

お土産としてオススメなのは、フルーティアのロゴマークが描かれたスプーンとフォークのセットです。他にもフルーティアふくしまが描かれたファイルやノート等を購入することができます。

乗車記念の木製グッズ

乗車記念の木製グッズ

写真:野山 苺摘

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フルーティアふくしまへ乗車すると、記念として車内で「乗車証明書(ご乗車記念カード)」がプレゼントされます。さらに、2015年6月30日までに乗車した人には、「ふくしまデスティネーションキャンペーン」として、福島県内で製作した「オリジナル木製フォーク・プレートセット」と、福島県産杉を使用した「オリジナルコースター」もプレゼントされます。

おわりに

フルーティアふくしまに乗車しながら車窓を眺めていると、猪苗代湖や磐梯山など福島の自然や歴史を感じることもできます。

鶴ヶ城観光や、喜多方ラーメン巡りと合わせて、福島の旅を満喫してみてはいかがでしょう?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/06 訪問

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