映画『しあわせのパン』のカフェは実在した!北海道洞爺町のロケ地めぐりは癒しの宝庫

映画『しあわせのパン』のカフェは実在した!北海道洞爺町のロケ地めぐりは癒しの宝庫

更新日:2015/06/21 18:42

2012年に公開された北海道洞爺町・月浦が舞台の映画『しあわせのパン』。原田知世さん・大泉洋さん演じる夫婦が、洞爺湖のほとりで営むカフェがスクリーンのそのままに存在します。
洞爺湖は周囲約43kmの国内3番目に大きなカルデラ湖。湖周辺には温泉街があり、彫刻公園や絶品グルメなど、大人も子供も楽しめるスポットがたくさん!映画のシーンと重ねながら、観て・食べて・遊んで、洞爺湖観光を楽しんでみませんか。

カフェ「ゴーシュ」で極上の癒しの時間を

カフェ「ゴーシュ」で極上の癒しの時間を
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映画の中で、りえ(原田知世)と尚(大泉洋)が経営していたオーベルジュのカフェ『マーニ』。尚が毎日焼き上げるパンと、りえが丁寧に淹れるコーヒーに魅了された方は多いのではないでしょうか。このカフェがスクリーンそのままの姿で実在しています。(注:宿泊施設はありません)

洞爺湖温泉街から車で10分程のところにあるカフェ「ゴーシュ」。映画と同じように、洞爺湖を望みながら美味しいコーヒーがいただける最高のロケーションです。大きな窓から見渡せる洞爺湖を写真におさめたいところではありますが、こちらでは、カメラ・携帯電話は一切禁止!その分、コーヒーのいい香りと共に静かで穏やかな「極上の癒し」の時間が流れています。

時間を忘れさせてくれる素敵な大人のカフェ。不定期開店ですので、行かれる方はホームページで営業日・時間等を確認してから行くことをおススメします。

CMにも登場した美しいガラスの店「gla_gla(グラグラ)」

CMにも登場した美しいガラスの店「gla_gla(グラグラ)」
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ゴーシュから1km程、湖側へ下ったところにある「glass cafe glagla(グラグラ)」。店内には、繊細で美しいガラス作品が並んでいます。こちらで作られているガラスは、映画の中で余貴美子さん演じる“地獄耳の陽子さん”の作品として登場したもの。

ここでは、気に入った作品を購入することも勿論できますが、体験コースもオススメ。手軽にできる「ガラス彫刻体験」から本格的な「吹きガラス体験」まで、10〜30分程度で体験することができます。
旅の思い出に無二唯一のオリジナル作品を作ってみませんか。

緑と芸術の憩いのスポット「有珠山噴火記念公園」

緑と芸術の憩いのスポット「有珠山噴火記念公園」
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洞爺湖温泉街近く湖畔にある「有珠山噴火湾記念公園」。映画の中では、“夏のお客さん”として訪れた香織が波打ち際で話をするシーンで登場した場所です。
2000年の有珠山噴火を記念して造成された「有珠山噴火湾記念公園」は、洞爺湖を一望できるロケーションにあり、トイレや駐車場も整備されているので、ドライブ途中の休憩スポットとしても便利。

洞爺湖周辺には、洞爺湖町と壮瞥町の2町にまたがる湖岸に、全58基の彫刻作品を設置した「洞爺湖ぐるっと彫刻公園」があります。その58作品のうちの一部をここ有珠山噴火湾記念公園でも楽しむことができます。中でも、人の顔をしたマスクのような巨大な彫刻品「月の光」(イゴール・ミトライ作)は必見!
他にも、ライオンの彫刻「Muse」(明地信之・作)や「うつろひ」(宮脇愛子・作)、「復活」(二部黎・作)と全部で4作品を見ることができます。洞爺湖をバックに、思い思いの写真を撮影してみましょう!

石釜パンとカフェギャラリーの店「ラムヤート」

石釜パンとカフェギャラリーの店「ラムヤート」
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洞爺湖の北側「とうや水の駅」のすぐ目の前にある木造の建物。石釜パンとカフェギャラリーの店「ラムヤート」。映画の中では、陽子さんのアトリエとして登場しました。
目立った看板はなく、店前の足元に小さなプレートに店名が書かれているだけですが、時間ごとに焼き上がる焼きたてパンを求めて、多くの人たちが訪れます。

店内はパンを購入できるほか、奥は小さなカフェスペースになっており、購入したパンをコーヒーを飲みながら、ゆっくりといただくことができます。ほんのりとした灯りの中、パンをこね、石窯で焼いている姿を眺めつつ、焼き上がるパンの芳ばしい香りに包まれる。ここにも癒しの時間が流れています。
他にも個性的でかわいらしい作品が並ぶギャラリースペースもあり、見ているだけでも楽しいですが、ハガキや木彫りなどお気に入りの雑貨を購入することもできます。
焼き立てパンを売るスペース、カフェスペース、ギャラリースペースと3つの空間が楽しめる人気のお店です。

お店の裏には、おにぎりのお店「マダ名モナイ、オニギリ屋」も。
少しだけお腹に余裕を残し、合せて足を運んでみましょう。

洞爺湖八景「浮見堂公園」

洞爺湖八景「浮見堂公園」
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ラムヤートから1km程離れた場所にある「浮見堂公園」。映画の中では、夏のお客さん・香織がボートに乗っていたシーンに登場した場所です。

洞爺湖の北西に小さく突き出た出島。そこが「浮見堂」です。そこには、一際目を引く赤い二重の塔が建っています。
昔、一人の僧侶が旅の途中に立ち寄り、肌身離さず持っている聖徳太子の像を「大事に祀ってくれたらこの土地は必ず産業が栄え、豊かな村になる」と残し去って行きました。この像が祀られていたのが浮見堂です。その後、落雷により太子像もろとも焼失してしまいましたが、太子像が住民の身代りになってくれたと、平成16年に太子像と浮見堂は復元再建されました。毎年7月下旬の洞爺夏まつりにあわせ、聖徳太子祭も開催されています。

また、浮見堂公園にも「洞爺湖ぐるっと彫刻公園」の一部作品が並んでおり、撮影スポットしても人気が高い場所。
はるかかなたの思いに馳せながら、記念撮影をしてみましょう。

おわりに

北海道を代表する温泉観光地「洞爺湖」。その周辺には、映画『しあわせのパン』のロケ地となったカフェ「ゴーシュ」をはじめ、食べて・観て・遊んで楽し!のスポットが満載です。
映画を観た方はより一層、心が躍ることはもちろん、映画を観ていない方でも、十分に楽しめる場所ばかり。美味しいグルメに舌鼓するも良し、カメラ片手に芸術作品に触れるも良し、湖を眺めながらのんびり温泉に浸かるも良し・・・思い思いに洞爺湖を満喫しながら、素敵な旅の思い出づくりをしましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/04 訪問

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