大間マグロだけ握りが大人気!青森大間町の人気店&漁師町イベントまるっとガイド

大間マグロだけ握りが大人気!青森大間町の人気店&漁師町イベントまるっとガイド

更新日:2015/07/07 15:56

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
本州最北の地、青森県大間町。ここで有名なものといえば…そう!マグロです。大間のマグロは漁師が1本釣りをすることで有名。しかし、苦労して釣り上げられたマグロは価格が超高く高嶺の花。
そんな大間のマグロをお得に食べたいなら、マグロの町へ行くのが一番!今回は、ここでしか食べられない絶品マグロ料理と、毎年8月と10月に開催される大間町の超楽しいイベントをご紹介。大間のマグロを食べてみたい方、必見です!

マグロを食べる前にチェック。本州最北端の地 大間町へのアクセスは?

マグロを食べる前にチェック。本州最北端の地 大間町へのアクセスは?

写真:安藤 美紀

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ここは本州の先っぽ、青森県大間町。津軽海峡を挟んで、函館市の汐首三崎までわずか17.5kmという本州最北端の漁師町です。

大間町へ行くには、青森市方面からだと車で約3時間(およそ150km)、むつ市内からだと車で約1時間。公共交通機関の場合、むつバスターミナルから下北交通バス 佐井行きで約1時間30分、バス停 大間崎で下車します。

本州最北端の岬(大間崎)には、巨大マグロのモニュメントが置かれていますが、大間へ来たら、マグロのモニュメントの前で写真を撮るのがお約束。このマグロは、平成6年に実際に大間で水揚げされた440kgの実物大モニュメント。ツヤツヤした色や艶、見事なボディのマグロと一緒に撮影できる人気スポットです。大間へ来たら、ぜひここでマグロと一緒に記念撮影してくださいね。

モニュメントの横には、無料で停められる駐車場も完備。すぐ近くに本州最北端のお土産屋さんが軒を連ねているので、大間のお土産を買うのに利用するといいでしょう。

1年中、大間のマグロがお値打ちに食べられる「浜寿司」

1年中、大間のマグロがお値打ちに食べられる「浜寿司」

写真:安藤 美紀

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大間へ行けば、いつでも美味しいマグロが食べられる。そう思う方も多いのではないでしょうか?

大間のマグロは食べられるシーズンが決まっていて、いつでも食べられるわけではありません。広い太平洋を回遊しているマグロは、7月頃大間へやってきて、お正月ぐらいにいなくなるというサイクルを毎年繰り返しています。マグロが大間に滞在する期間は、大体6ヶ月。なかでもマグロが本当に美味しくなるのは、10月過ぎて少し寒くなってからだそう。つまり、大間のマグロの旬は秋から冬にかけて、ということになります。

シーズンが決まっている大間のマグロ。
そんな大間のマグロを1年中食べられるのが「浜寿司」です。ここは、創業昭和39年という老舗のお寿司屋さん。マグロの本場で、季節を問わず大間のマグロを食べることができるとあって、県外から訪れる人も多い大人気のお店です。

お店までのアクセスは、大間崎から車で5分。大間崎からはお店までの案内板が出ているので、その案内板に従っていけば迷わず着くことができますよ。駐車場の場所は「浜寿司」のすぐ横。およそ20台分の駐車スペース(浜の駐車場と共用)があります。

マグロファン必見!大間産マグロだけを使った極上握り

マグロファン必見!大間産マグロだけを使った極上握り

写真:安藤 美紀

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こちらは「浜寿司」一番人気のメニュー。大間産マグロだけを使った握り寿司です。

握られているのは、大トロ・中トロ・赤身・鉄火巻き。これ全部、大間産マグロなんです!トロの脂は、味が濃くて脂がノリノリ。天然の脂だから、全然しつこくありません。赤身は、ねっとりしていて甘みがあって、さすが大間という味わい。鉄火巻きも大間のマグロがしっかり入っていて、マグロを食べた!という満足感があります。

「浜寿司」では、マグロが一番美味しい時期に1年分買い付け、マイナス85℃で瞬間冷凍。なので、年間提供ができるそう。握っているだけで美味しいのが分かるんだよ、と「浜寿司」の大将がおっしゃるとおり、マグロの概念が変わるほど素晴らしい逸品!!

東京で食べると、4〜5倍はしてしまうという最高級品の大間のマグロ。食べたくてもなかなか食べられないマグロだけに、まさに一食の価値ありです!
※「浜寿司」は不定休なので、予約していただいたほうが安心です。

大迫力!8月と10月の大間町イベントも要チェック

大迫力!8月と10月の大間町イベントも要チェック

提供元:大間町役場 産業振興課

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大間町で毎年8月に開催される「ブルーマリンフェスティバル」と、10月に開催される「超マグロ祭り」は、マグロファン必見の2大イベントです。

「ブルーマリンフェスティバル」は、舟競争大会やスペシャル歌謡ショーやキャラクターショー、大間YOSAKOIソーランなどから、大迫力のマグロ解体ショーまで、マグロ&夏を楽しむのにぴったりのイベント。大迫力のマグロ解体ショーに目を奪われた後は、無料のマグロ配布も!

「超マグロ祭り」は、大興奮のマグロの解体ショーとマグロの即売会が行われます。綺麗にサク取りされたマグロを超お手頃価格でゲットできるチャンス。イベントの名前のとおり、このイベントは超マグロ尽くし。

<ブルーマリンフェスティバル>
■日程 平成27年度8月14日(金)午前9時〜
■開催場所 大間港(旧フェリー埠頭)

<超マグロ祭り>
■日程 平成27年10月24日(土)・25日(日)
■開催場所 大間港特設会場(キュウレイ)

夏のお楽しみ!下北半島最大級の大間町花火大会

夏のお楽しみ!下北半島最大級の大間町花火大会

提供元:大間町役場 産業振興課

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先ほどご紹介した8月に開催されるイベント ブルーマリンフェスティバルのフィナーレを飾るのが、下北半島最大級の花火大会。大間港から打ち上げられる水中花火は、観客席から距離が近く圧巻です。見応えや音、臨場感は青森屈指の大迫力。約5000発の花火が、大間の夜空を美しく彩ります!
      
■ブルーマリンフェスティバル 大間町花火大会
日程 平成27年8月14日(金)午後7時〜
場所 大間港(旧フェリー埠頭)

380円で入れる本州最北端の温泉も。大間はマグロ以外にも見所たっぷり!

大間というと、やはりマグロのイメージが強いのですが、温泉や絶景スポットもあるのをご存知でしょうか?本州最北端の温泉施設「おおま温泉海峡保養センター」は、日帰り入浴大人380円というお手頃価格。ここの温泉は塩分を多く含む泉質で、湯冷めしにくい特徴があります。

また、大間崎からちょっと足をのばせば、夕日の絶景スポット赤石海岸があったり、美しいスカシユリの群生地 津鼻崎もおすすめ。

海に囲まれた大間町は、一番暑い8月でも平均気温が25℃前後と涼しく快適。まだまだ自然が多く残る青森県大間町で、美味しいマグロを味わう旅をしてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。

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