お寿司が変身!?グルメ土産から面白土産まで!富山土産5選

お寿司が変身!?グルメ土産から面白土産まで!富山土産5選

更新日:2015/06/29 17:28

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 金沢出身の歴史探索家、B級グルメマニア、北陸の旅先案内人
北陸新幹線が開業して、首都圏からも近くなった富山。美しい景観で知られている立山連峰や富山湾、大自然を体感できる黒部峡谷のトロッコ電車、世界遺産の五箇山合掌集落など見所は満載です。

そんな富山では今、新しいお土産物が続々と販売されています。富山の名産や特産品をお土産にしたものから、ビックリするような面白いお土産まで、人気のお土産をご紹介します!

「幸のこわけ」

「幸のこわけ」

写真:Mayumi T

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富山では昔から婚礼の際、引き出物に大きな鯛の細工かまぼこが用いられてきていますが、この大きなかまぼこは、婚礼が終わると小さく切り分けられ、ご近所や親しい人などに配られています。

大きなものを小さく分けて、贈ったりもらったりというこの「おすそわけ」の習慣はずっと今でも引き継がれていて、富山に住む人たちの優しさを表す形にもなっています。
また富山湾、立山連峰などの美しい自然の元、海の幸、山の幸、美味しい水など、独特の食文化に恵まれている土地でもあります。

このような「おすそわけ」の習慣と、豊富で美味しい食材の数々から「幸のこわけ」が誕生しました。
富山県の名産品が少量のサイズに小分けされており、親しい人へ贈りやすい形になっていますので、お土産などにとても便利。富山県内の企業24社が参画、商品化しています。そしてこの「幸のこわけ」は越中富山お土産プロジェクトとして、2011年にグッドデザイン賞も受賞しています。2015年4月現在28種類の商品があり、写真はその一部です。

ほたるいか燻製…富山湾のほたるいかをスモークしたもの。
しろえび姿干し…富山湾の白えびを干し、旨みがギュッと凝縮。
おむすび黒とろろ…ごはんにかけたり、おにぎりにまぶしたり。
おむすび白とろろ…お湯をそそぐだけでお吸い物にも。
幻魚(げんげ)せんべい…コラーゲンがたっぷり入ったせんべい。

他に、福分け鯛、にしん昆布巻、いか黒作り、ほたるいか粕漬、刺身の昆布じめ、木の葉まころんなど名産品が数々あります。パッケージの大きさが小ぶりで、写真の各商品は縦の長さがだいたい約9.5pほど(持ち手含まず)。いくつか購入してもかさばらず、持って帰りやすいサイズでお土産におすすめです。

お米をお土産に!

お米をお土産に!

写真:Mayumi T

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富山はおいしいお米がとれる米どころ。でも、お米をお土産にするってあまりピンとこないですよね?重いお米をお土産になんて…と思ってしまいがち。ところが「株式会社 矢郷米(やごうまい)」では、コンパクトで可愛いパッケージでお米が販売されているんです!

袋は、縦の一番長い部分で約14.5cm(持ち手含まず)。そしてお米は450gで3合入り。一袋がそんなに重くないのと、使い切れる容量なので、気軽にお米をお土産に出来てしまいます!

ミルキークィーン…冷めても固くなりにくく、お弁当などに最適。
こしひかり…富山県産のこしひかり。立山連峰からの雪解け水で育てられたお米。お米を洗った後でもぬかの切れが良く、ふっくらとした炊き上がり。甘みがほどよい。
てんたかく…食べ応えのある食感と粘りが特徴。富山の独自品種。
おわら美人…「おわら風の盆」と同じ時期に刈り取りが行われることから名付けられる。現在、富山県内ではほとんど栽培されていない「幻のお米」。富山の独自品種。

名産のかまぼこがこんな風に!

名産のかまぼこがこんな風に!

写真:Mayumi T

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魚が豊富にとれることで知られている富山湾。白身の魚類がたくさんとれることから、かまぼこの製造がさかんになったといわれています。それで富山には、かまぼこを販売しているお店が数多くあり、写真のように一見かまぼこには見えない新しいかまぼこも販売されています!

このかまぼこは、創業が嘉永三年、富山城主である前田利友公へも献上された、富山県内では一番歴史のあるかまぼこ店を運営する「有限会社 女傳(おんなでん)商会」で販売されています。富山で有名な昆布巻きのかまぼこの製造の元祖となったお店です。

かまぼこの素材へのこだわりや製造の技術はそのままにして、新しいかまぼこがつくられています。今までとは違ったスタイルで楽しめるとあって、人気の商品です。

菓子かまぼこ…ほんのりとした甘みとやさしい味わい。食事の前菜にも最適。(写真右下は「菓子かまぼこ 桜(ピンク・白)」)
花しんじょう…柔らかな食感。お椀もの、サラダ、お料理の先付にも最適。(写真右下は「花しんじょう 穴子、サーモン、えび」)

気軽に食卓にだせること、可愛らしい外見、かまぼこであるという意外性でお土産に喜ばれています!

「白えび寿司」

「白えび寿司」

写真:Mayumi T

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富山のお土産の中で、まず多くの人が思い浮かぶであろう「ますの寿司」。でもこちらは「ます」ではなく、富山の名産品である「白えび」が使われた「寿々屋(すずや)」の「白えび寿し」です!

富山県産のおいしい「コシヒカリ」100%のお米で炊き上げられた酢飯の上に、「富山湾の宝石」ともいわれている「白えび」をふんだんに敷き詰めた「白えび寿し」。白えびのプチプチっとした食感と噛むほどにじわ〜っとしみでてくるえびの甘み、そして程よい固さと甘みのコシヒカリ、さらに熊笹の独得の良い香りが何ともいえないおいしさです!
白えびと酢飯の間には、薄い昆布も敷き詰められていますので、白えび、ごはん、昆布、笹の香り、それぞれのさりげない旨みを同時に味わうことができます。(写真ではわかりにくいですが、白い酢飯の上に白えびが敷き詰められています。所々に茶色のものが見えるのが、昆布です。)

「白えび」が気軽にお寿司で味わえるとあって、ますの寿司に負けず劣らず人気の商品です。

お寿司が…!

お寿司が…!

写真:Mayumi T

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こちらは雑貨のご紹介になります。
富山といえば、おいしいお寿司!そのお寿司をかたどったこの商品の正体は、何とソックス!くるくるっとまとめられたこの外観からは想像がつきませんが、ほどいていくと現れるのが実際に履くことのできる「寿司そっくす」なのです(男女兼用、フリーサイズ)。

以前からネット上などで話題になっていますが、今も常に人気の商品。この商品は富山県高岡市の「助野(すけの)株式会社」で製造されています。靴下の生産量は 年間1億1千万足という、高度な技術力で世界にも知られている会社です。

この「寿司そっくす」、元々外国人向けに製造された商品だそうで、以外にも富山県内で直接「助野株式会社」が販売を委託しているお店は、JR高岡駅(北陸新幹線のJR新高岡駅ではありません)にある商業施設「クルン高岡」地下1階の「りゅうりゅう」というお店だけなのだとか。

そして価格の安い靴下にありがちな、出来上がった靴下に後から色を着けるという製造方法ではなく、お寿司の外観の状態をすべてきちんと「編み技術」で表現されている所がすごい所。さすが、高度な技術力で定評のある「助野株式会社」だからこその成せる技です。

※写真はまぐろ、サーモン、玉子、いくら、えび、たこ。いくらのきゅうり、えびの尾の部分は紙でできています。くるくるっと丸めると「お寿司」になるソックスですが、一度ほどくと、購入時のようにきちんとしたきれいなお寿司の状態に戻すことは至難の技ですので、ご注意を!ほどいて現れるソックスの状態は、下記「MEMO」「助野株式会社」HP内「SPECIAL」「寿司そっくす」からご覧ください。

おわりに

富山では、古くからの伝統や文化を大切にしながら、時代の流れにそった新しいお土産が続々と販売されています。是非、富山を観光、ご旅行の際には、お土産の参考になさってみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/28−2015/04/04 訪問

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