写真:やま かづ
地図を見る海割れ現象は、満ち潮と引き潮の干満の差で浅瀬の陸地部分が姿をあらわすことで起こる現象で、韓国国内でも、ここ済扶島、珍島、その他数カ所で見ることができます。
ただし、1日2回、ほぼ毎日見られるというのは済扶島だけのようで、このあたりに住んでいる人にとってはごく当たり前の日常の出来事ということになります。
済扶島へ渡る道路の入り口にはゲートが設置され、干満にあわせて通行の規制をしています。満ち潮が始まるとゲートは閉鎖され、人も車も次の引き潮時間まで通行することができませんが、その日の通行可能時間はゲートの電光掲示板に表示されています。
*行き方:ソウル鉄道1線衿井(ゴンジン)駅4番出口近くのバス停から330番「済扶島入口行き」バスで1時間30分程度
写真:やま かづ
地図を見る海割れが始まると、先ほどまで姿を消していた片側1車線の車道と歩道が徐々にあらわれます。そして数時間後にはごらんのとおり、天気のいい日にはすっかり路面が渇き、あたり一面は岩肌と干潟の広がる風景となります。
いきなりこの風景を見てしまうと、満潮時にはこのあたりが海面より下になっているなんて想像もつきません。
写真:やま かづ
地図を見る撮影した日時と場所は違いますが、海割れ直後で、通行可能になってすぐの状況はごらんのとおりです。先ほどまで路面を覆っていた海面は足元のすぐそこ、場所によってはまだ潮が引き切らずに海水がたまっているところもあります。
車道に沿って歩道も整備されていますから、元気を出して片道約2.5キロを済扶島まで歩いていきましょう。ゴールははるか向こうにうっすらと見えていますよ。
済扶島からの帰路は当然、もと来た道を歩いて帰ってもいいですが、島内を循環するマウルバスに乗って戻ることもできますのでご心配なく。
写真:やま かづ
地図を見る済扶島に渡ると、そこはもうリゾートのエリア。島の北側の岬には灯台があり、そこを起点として、散策路が海岸に沿って西側に延びています。
休日にもなると、あたり一帯では釣りや潮干狩りを楽しんだり、海鮮レストランでグルメを楽しんだりする人であふれ、リゾートならではの開放的な雰囲気が漂っています。
写真:やま かづ
地図を見る海の幸が豊富な済扶島。バーベキューもいいですが、もっと気軽でお得な名物料理があります。それがヘムルカルグクス(海鮮の韓国風手打ちうどん)です。
地元でとれたアサリ、ハマグリ、イカなどの海鮮素材がまるで洗面器のような器に山盛りでサービスされます。海鮮入りうどん?いや、うどん入り海鮮スープ?こうなったら、どちらでも構いませんが、食べても食べても底が見えません!
こんな贅沢な気分、一度は味わってみたいものですよね。
済扶島の海割れは、基本的に1日2回、ほぼ毎日見ることができます。ただし、その時刻は毎日変わりますので、通行時間表を事前に確認して出かけることが必要です。
通行できる(海割れ)時間表は下記のメモ「海の道通行時間表」を参照ください。基本的に1日2回の通行ができますが、30分程度、時間が前後する可能性もあります。
*通行時間表の見方:左から、日付、曜日、1回目の通行開始時間→終了時間、2回目の通行開始時間→終了時間
(例:2015年5月1日の場合)
2015年5月1日(金)通行可能時間4:18〜13:59 及び 16:37〜翌2:04
さあ、海割れを体験して、ヘムルカルグクスに舌鼓!そんな有意義な1日を済扶島で過ごしてみませんか?
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(2024/4/19更新)
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