開業45周年!!記念企画満載の「湘南モノレール」の魅力

開業45周年!!記念企画満載の「湘南モノレール」の魅力

更新日:2015/04/27 17:23

平成27年、湘南モノレールは昭和45年大船駅〜西鎌倉駅間の開業より、45周年を迎えました。大船駅から江の島まで「湘南」の地域鉄道として、海岸線沿いを走る「江ノ電」とは一味違った上空からの景色が爽快です。ビル5階に位置する江の島駅は、山々に囲まれており一見すると殺風景ですが、改札を通りビルを出ると、一瞬にして心地良い風と潮の香りが感じられます。記念企画と併せて是非、「名物モノレール」を満喫して下さい!

多少の揺れは覚悟。乗り物酔いにはお気をつけ下さい!

多少の揺れは覚悟。乗り物酔いにはお気をつけ下さい!
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「湘南ジェットコースター」と言われるほど、丘陵地帯を最高速度時速75キロで駆け抜ける「湘南モノレール」は、乗り心地という点ではいささか他の輸送機関と比べると分が悪いかもしれません。それでも、最新車両にはスムーズな加減速、明るく快適な車内、バリアフリー対応の様々な機能・装備がされており、通勤・通学路線として日常生活に欠かせない存在となっています。

また、自動改札機は大船駅、湘南江の島駅を除き無人駅で、降りる場合にはホームで車掌さんに切符を渡してください。ちなみにICカードも使えません(suicaなどすべて)。

賢く使って、特典満載!!「1日フリーきっぷ」/沿線各駅

賢く使って、特典満載!!「1日フリーきっぷ」/沿線各駅
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観光で湘南モノレールに乗るなら絶対に買っておくべきなのがこのきっぷ!!この「1日フリーきっぷ」は沿線各駅、どこで降りても何回乗っても600円!!ちなみに、大船〜湘南江の島間の往復運賃だけでも620円ですから、1日フリーきっぷの方が間違いなく「お得」だということです!

しかも「フリーきっぷ」を購入すれば、「新江ノ島水族館」の入場券が10%割引で購入できる特典も(発売当日に限る)。チケット売り場で提示するだけなので「新江ノ島水族館」に行くなら、「湘南モノレール」です!さらに、カラダも動かしたいという方には「湘南深沢駅」下車、徒歩4分のところにある「湘南ボウル」の割引クーポン券もWEBサイトからダウンロードできます。

鎌倉と聞くと、神社・仏閣、狭く入り組んだ路地、というイメージがあります。ですが、モノレール沿線は桜の名所としても有名な「源氏山公園」、鎌倉七口のひとつである「大仏切通」など、自然豊かな史跡も多く点在しています。ウォーキングなどを楽しみたいという方は、自然に触れたあと公園でのんびりお弁当、というのはいかがでしょう。

貴重な資料や「ゆるきゃら」も。記念企画に参加しよう!!

貴重な資料や「ゆるきゃら」も。記念企画に参加しよう!!
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湘南モノレールでは、開業45周年を迎えるにあたり、大船駅・湘南江の島駅にて「開業45周年記念スタンプ」を設置しています。また45年前を振り返り、「500形車両」の車額には開業当初使用された「300系車両」や、旧別荘地から住宅地へと開発されていく沿線周辺の様子が展示してあります。

300系は連結部分がロープで仕切られ、運行中車両間を移動できないようになっていたり、モノレールの軌道に沿うようにして走る道路は、もともとは私道で日本発の自動車専用道路でした。現在の車窓からは想像もつきませんが、これも記念企画ならではの発見です。

そして、平成25年に誕生したゆるきゃらマスコット「しょもたん」も45周年記念を盛り上げるため、各種イベントに登場します!詳細は湘南モノレールの公式ホームページよりご確認下さい。

住宅街を疾走する、「快足」モノレール。住民たちに愛されるわけ。

住宅街を疾走する、「快足」モノレール。住民たちに愛されるわけ。
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主要駅を除き、路面電車の停留場のような簡素なものがほとんどであるにも関わらず、1日の乗降客数が5000人を超える「特定旅客施設」に該当する駅が多いというのも、珍しい鉄道です。湘南町屋駅や西鎌倉駅には、エレベーター設置に伴い駅舎が改修され、観光路線から生活路線へと変貌を遂げました。それでも、高頻度・高密度ダイヤと、高速運転というモノレールらしからぬ運用形態、そして随所に見られる、昭和を感じさせる古びた備品や駅舎のたたずまいがミスマッチして、独特の趣きを醸し出しているのでしょう。

五感で感じる。「湘南モノレール」車内での楽しみかた。

移動中、スマホや音楽を聴きながら、というのは最近では珍しい光景ではなくなりました。しかし、「湘南モノレール」での旅に関しては乗車中、しばし身の回りのものはかばんの中にしまって、車窓から見える風景、車体の音、急勾配を走る躍動感を肌で感じてみてください。これまで体感したことのないワクワク感があなたの心に芽生えるはずです。

元々、新たな都市交通機関としてモノレールは試験開発されていたので、車両の快適性やダイヤ編成など従来の鉄道とは一線を画すものでした。しかし、湘南地域の観光需要が高まると共に、「技術」の面でお客様に「おもてなし」として還元するという、技術者たちの想いが込められ現在に至っています。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/18 訪問

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