写真:Hiroko Oji
地図を見るサントリーニ島で素晴らしい夕日を眺めるならここ!とばかりに世界中からたくさんの人々が集まってくるイアの町。
中心地のフィラの町から一番北の端にあるイアの町までバスで約20分。
下車したイアのバス停から見えている教会の青い屋根の方向に向かって歩いていくと、エーゲ海を見下ろせる広場に到着します。
ここでは、夕日スポットはどこからでも素晴らしいのですが、さらに西の端にある城塞のテラスまで歩くとフィラの町まで見渡せるカルデラとともにその眺めを楽しむことができます。
しかし、町自体が白壁の民家を主体にどこでもドアのような玄関、青い屋根の教会、鐘のついた可愛らしい様々な形の鐘楼、お花で溢れる空き地、崖の上に佇む風車・・・ただただ階段を上り下りするだけで、この町に来たことを満足させてくれる風景が広がっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るサントリーニ島の中心地は白壁のお家が建ち並ぶフィラの町。
そのフィラから1時間毎に出ているバスで約20分、到着するのはカマリビーチです。
と言ってもビーチが目的ではないんです。
バス停近くから出るミニバスに乗り換えて10分ほど、何度もS字カーブを曲がり高度を上げて行って、見晴らしの良い岩山近くに到着します。
その先に古代ティラ遺跡への入り口があるのです。
入り口で2ユーロ支払ってさらに岩山を上ること15分ほど、眺めはさらに向上し、行き着いた先に待ってくれているのが、古代ティラ遺跡の広い世界です。
紀元前9世紀からビザンティン時代まで、1000年以上にわたって栄えた町の遺跡群です。
ここからの出土品の多くはフィラの考古学博物館に展示されていて、ほぼ土台のみしか残ってはいません。
しかし、このお花でいっぱいに溢れる遺跡の中を歩き回り、カマリビーチやペリッサビーチを見下ろし、遠くはエーゲ海に浮かぶ島々を眺めているだけで、ここまで上ってこられたことに感謝する気持ちになれることでしょう。
遺跡めぐりが終われば、ペリッサビーチやカマリビーチまでハイキングで下りることも可能ですし、ミニバスでカマリビーチに戻り、海岸でゆっくりするのもお薦めです。
またアクロティの遺跡も見どころですので、時間のある方は是非行ってみてください。
近くにはレッドビーチと言う海岸もありハイキングルートも先に延びています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るフィラからフィロステファニー方面へ歩いていくと、有名な眺めに出会うことができます。
紀元前1500年頃に起こった史上最大ともいわれる火山の噴火で島の中心地が沈み、何回も火山の爆発があって今のような三日月形のサントリーニ島が残ったとのこと。
沈んでしまった部分の向こうには火山島ネア・カメニを望み、手前には教会の鐘楼の影が夕日の中に浮かび上がる幻想的な眺めは、時の流れを忘れさせてくれるひとときとなることでしょう。
写真:Hiroko Oji
地図を見るサントリーニ島代表的な眺めはなんといってもこの風景!
サントリーニパレスのカルデラ側にある崖の上からの眺めが大変素晴らしく、皆さんもよくご覧になったことがあるかと思います。
行き方なのですが、バスでフィラから一つ目のフィロステファニーのバス停で下車。
角のヴィラ・フィロステファニーの建物の裏に続く路地に入り10メートルほどフィラ側に戻ったところの階段を上り、先に続く坂道を進むと、そのポイントに出ることができます。
この下に続く海側の路地を、カルデラ風景を眺めながらフィラの町やその反対側にあるイメロヴィグリの町へのお散歩するのも、きっと満足させてくれることでしょう。
サントリーニ島はフィラの町だけでもお土産物屋さん、レストランホテルなどが充実していて十分楽しめますが、この町から発着するバスでイアなどの他の町、ビーチ、古代遺跡を訪れても楽しめるところです。
是非是非、あなたならではの楽しみ方をこの島で見つけてみてくださいね。
お出かけに便利なバス情報をMEMOに貼っておきますのでどうぞご利用ください。
なお、サントリーニ島にはツーリストインフォメーションオフィスやツーリストポリスなどの観光案内所そのものがない所です。でも心配はご無用!サントリーニ島にある多くの旅行代理店で島の旅行案内や情報を提供しています。旅行代理店は空港、港、フィラタウンや主要観光地など、あちこちでその看板を見かけることができますので、どうぞ寄ってみてくださいね。
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(2024/3/29更新)
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